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「あら〜Aちゃん綺麗な甚平着て凄く似合ってるわ〜!!お祭り行かないの?!!もう始まってるわよ?」
元気過ぎるおばさんの声が
小さい店の中を包み込む。
「こんにちは、ははは、ありがとうございます。店があるんで行けないんですよ。」
そうおばさんに言いながら
チラッとユンギさんを観ると
何だか気まずそうな顔をして
アイスを齧っていた。
「Aちゃん偉いわね〜!キムさん退院したらよーく話しておくからね!キムさん喜ぶわよ〜!!あれ、そーいえばテヒョンくんは?」
「テヒョナは、お祭り行ってます。」
「そうなの〜、Aちゃんもお祭り行きたいんじゃないの!?私店番するから少し行ってきたら?」
そう言ったおばさん。
確かに行きたいけど
家族でも親戚でも無い、
いくらご近所さんだからと言っても
任せられる訳が無い。
「ははは、確かに行きたいですけど、流石に任せる訳には。大丈夫ですよ!」
そう愛想笑いしながら言う私に
おばさんは、そぉ?なんて言いながら
口を止めず次々と話を始める。
私は、ユンギさんと話したいんだけど、、
それにユンギさんが言いかけた言葉を
早くユンギさんに聞きたいんだけど…
なんて思いながらおばさんに
愛想笑いをしていると、
YG「Aご馳走さま、また明日。」
そう言って立ち上がり
無気力な顔で私を観るユンギさん。
「あ、ユンギさん、、」
YG「じゃ」
そう言って、隣のおばさんに
軽く頭を下げ店を出て行ってしまった
ユンギさん。
待って下さい、
なんて言える訳無くて
何か
凄く虚しい気分になり
今だにマシンガントークをする
おばさんの話なんて
ちゃんと耳に入らなかった。
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チェヨン - 割りと気になる、あの味(∞∵∞)/ (2020年11月11日 2時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 明さん» コメントありがとうございます!青春を感じて頂けてたらと思い描いていたので嬉しい限りです(;_;)!是非読み返して下さい!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます!素晴らしい作品だなんて…そう言って頂けて有難いばかりです(;_;)また読み返したいだなんてありがとうございます(*´-`)亀更新がちですが頑張ります!最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!ドキドキして頂けて良かったです(*´-`)ホッコリ作品が作りたかったので、そう言って頂けてとても嬉しいです^ ^!最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - コットンさん» コメントありがとうございます!そう言って頂き嬉しい限りです(;_;)最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2018年7月17日 2時