Date4 ページ5
「Aちゃんがそんなに一人の人に興味持つなんて、珍しいね？」
「だって彩さんから、私が好きなトリオンのタイプだって聞いたし。どんな人か気になるの。悪い？」
「なるほどな〜。出水は三輪と一緒に嵐山隊と戦ってる。お前もそっち行くか？」
「迅さん一人で大丈夫なの？」
私が向こうに行くと言う事は、この人数相手に一人で戦うと言う事。
迅さんは大丈夫なのか。ふと思ったのだ。
「あぁ、大丈夫大丈夫。…俺一人でもできるよ。」
その言葉を聞いて、周りの空気が張り詰めた。
…雰囲気が変わった。この場まるごと。ここにいても、連携の練習もなにもしていない私は逆に迅さんの邪魔をしそうだ。
「そっか。じゃあお言葉に甘えて出水公平くんとやらにあってくるね。」
「おぅ、行ってこい〜。」
私に笑いかける迅さん。
頭の中に、1つ仮設が浮かぶ。
ああ、たぶんこの人は。私に手助けをしてほしくて呼んだんじゃない。
楽しんで貰うため。新しい人間関係を築いて貰うために呼んだんじゃないのかな？
生活バランスが普通じゃない私は、一般人が生活する世界にいないから、交友関係を築こうにも手段がない。
現に今だって、A級のだれにも存在を認識されていなかった。
でも今日は私の活動時間にかぶって、たくさんの人が活動している。
こんな機会滅多にないじゃないか。
もしも、もしもこれが本当なら…。
「まったく。とんだお人好しだよね、迅さんは。」
「【ありがとね】。そして、【無理はしないで】。」
少しでも心に残るように。
サイドエフェクトを使ってみたりする。
そのまま私はレーダーを頼りに嵐山隊の方へ向かう。
なんだか今日はいつもよりも調子がいい。
いつもの任務とちがって、1人じゃないからかも。
りっちゃん、零くん。いかがお過ごしでしょうか。
Aは今、とても楽しいよ。
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ルベラ - 神小説を見つけたゼ☆ ちょうど吸血鬼にはまってるので凄く好きです。しかもいずみん推し本当にありがとうございます。 (2021年6月5日 23時) (
レス) id: 5c3b65f0f4 (このIDを非表示/違反報告)
木の葉月 - めっちゃ面白いです！いずみん推しなんっすよ私。応援してます！更新頑張って下さい！！ (2020年8月9日 1時) (レス) id: c1e8187e40 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - sweetメロンさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいですっ。更新頑張ります！ (2018年12月28日 18時) (レス) id: e134c95972 (このIDを非表示/違反報告)
sweetメロン - とっても面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年12月27日 14時) (レス) id: f91e96a353 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - 蜂谷さん» 応援ありがとうございます！あんスタとワートリいいですよね！ゆっくり更新ですが頑張ろうと思います！ (2018年12月15日 22時) (レス) id: e134c95972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 | 作成日時：2018年12月1日 21時
