気がついたら超大人気歌い手に囲まれた逆ハー生活してました 2

第58話 by颯 ページ22

｢ねぇ、本当にこの格好で…？｣

96『勿論やで！』

ろ『大丈夫だよ、A！バッチリ仕上がってるから！』


やぁ、皆さん…

さかたんの服を着て、軽くメイクをしてもらったAです…

すっごい恥ずかしいのですが、96とろんに引っ張られて皆の居るところへ行っている途中です。


ろ『ほら着いたよ！』

96『A行っけぇ！！』


96に押され、私の意思とは反して皆の前に姿を表すことになってしまった。


｢うぅ…恥ずかし…｣

ま『えっ、A？』

な『格好いい…』

そ『化けたな』

る『似合ってるやん！』


他にもお褒めの言葉を沢山いただきました。

いいよ、お世辞ってわかってるからぁ…

さかたんの服は格好いいとしても、私に似合うとは限らないんだからね！？


セ『じゃあ此方も御披露目やね』

う『ほれ坂田。早く来い。』

志『ほらほら〜行くよ〜』

坂『恥ずかしいから嫌や！！』

う『文句を言うな！』


浦島船の三人により、強制的に皆の前に引っ張って来られたさかたんは、何というか可愛かったです、はい。


す『おぉ、似合ってますね！』

しゃ『可愛いですよ！』

天『坂田、性別変えたら？』


最後のは嬉しくもなんとも無いだろう誉め言葉だが、さかたんはそれどころじゃないみたいで顔を赤くさせたまま、縮こまっていた。


ろ『A、坂田ちゃんをエスコートしてあげて！』

96『レッツゴー！』


またもや96に押されて、さかたんの隣に並ばされた。

そして、ろん達のお望み通りに羞恥心により縮こまっているさかたんをエスコートする為に、しゃがみこんだ。

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