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神威「お前はなんで無視するの。」
「…関係ないでしょ。」
神威「…俺のこと嫌いなの。」
「…」
喋るとしてもこれぐらいにしておかなければ。
沖田さんは非番だとしても何処かで見張っていそう。
神威「…そっかぁ…嫌いなんだ。」
イライラしてきた。
神威の質問攻めに呆れていると、次は蹴りが入ってくる。
それを軽く交わして走り出す。
まだまだ着いてくる神威。
それもずっと笑顔で。
だが、
私の怒りは頂点に立ち。
シュバッ
神威「…ぃっ…」
神威を傷つけてしまった。
傷口から垂れる赤い液体。
その色にぞくぞくと反応してしまう。
"大切な人を刃で傷つけてはなりませんよ。"
…
私にはこんなちっぽけな約束を守ることさえ無理だ。
神威「…A…??」
「…ふふっ」
いつの間にか私の目は透き通った月色をしていた。
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蛇ゐ - 続きがー気になる〜 (2019年1月3日 3時) (レス) id: 3f12c19633 (このIDを非表示/違反報告)
アール(プロフ) - ユラさん: うわぁぁっ!!ありがとうございます!!これからも頑張っていきます!! (2018年2月8日 22時) (レス) id: 9d512ee406 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - うォォォォォォ!めっちゃ続き気になる!頑張って下さい!! (2018年1月31日 20時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おしゅし | 作成日時:2017年10月29日 20時