君 の 思 い ページ4
「沖田隊長、浮かない顔してますね。」
沖田「…なにもねえ。」
「いや…なんか顔色が…」
彼の頬に触れようと手を差し出すとグイッと引き寄せられる。
沖田「…なんであいつばっかで俺にはかまってくれねえんでぃ。」
「…はい…??」
沖田「…もういい。…明日からはあいつにもう会うな。」
ギロッと見つめる獣の目。
私は頷くことしか出来なかった。
沖田「…帰るぞ。」
私の手首を強く掴んで前を歩く。
その力が強くて泣きそうになる。
「っ…痛いです…」
沖田「…早く帰る為でぃ。」
そう言いがかりをつけて歩き続ける。
「っ…でも…この跡が…あいつにばれたら…」
沖田「…そんなにあいつが好きなのかよ。…俺よりも」
そんなに恋愛なんて意識してない。
赤い目はこちらを見つめてくる。
「…別に。…君の目の色…なんでそんなに赤いの??」
沖田「…綺麗だろぃ??…あんな奴の瞳よりも濁ってなくて」
そう言ってまた早歩きで歩き始めた。
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蛇ゐ - 続きがー気になる〜 (2019年1月3日 3時) (レス) id: 3f12c19633 (このIDを非表示/違反報告)
アール(プロフ) - ユラさん: うわぁぁっ!!ありがとうございます!!これからも頑張っていきます!! (2018年2月8日 22時) (レス) id: 9d512ee406 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - うォォォォォォ!めっちゃ続き気になる!頑張って下さい!! (2018年1月31日 20時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おしゅし | 作成日時:2017年10月29日 20時