ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)… (ページ44)

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広告も含めて数10件もLINEに

通知が届いてるところに

サッサと登録してフラグも付けておいた！

BH「ふんっ！甘くみんなよ」

『もう、勝手に……
な、なんか見なかったでしょうね？？』

BH「ほ？なんかあんの？なら見なきゃ」

『ないよ、ナイナイ。もうやめてってば。

登録したんだからもういいでしょ？』

って、半ギレ気味。

『ねぇ、ジョンデ君と一緒のところに、
グルで入れたよね？」

って妙なこと言われたわ。

BH「はぁ？入れるわけないよね。
俺のは
フラグも付けておいたからね？ヒヒ」

ナンテコト？？
まあ、あ、あとで……外せばいんだわ！

Aちゃん…
オトコからLINE入りすぎ。

ジョンデよりホームの中に写ってた
なんだ、、あのイケメン。

1人は…ヨリだよな。そこはいい笑

BH「ねえ、Aちゃん、
頭つけすぎじゃね？こいつと」

携帯を戻される時にパッとホーム画面を
出してきた。

勝手にもう…気分さ、い、あく！

『あのね、さっきのベッキョン君より

マシでしょ？なんなの？彼女でもないのに

不謹慎な奴…』

電車に乗るホームで

クルって振り向かれた

BH「そいつなんだ……」

『…なにが』

BH「…カノジょになりたいの？こいつの」

ホーム画面は見られたから

ジョンイナのことを言ってるんだなと

わかった。

『…んん』って首を振るAちゃん。

電車がホームに入ってきた

同じ扉から入ってく俺たちだけど

少しさっきより距離感がある…

そう思い始めたのは……
多分俺だけ……だ。

BH「どして？好きなんでしょ？」

ホームなんかに貼り付けちゃって

ほんとはツーショにしたいんだろ？

『……』

すっかり口が貝のように
固く閉じちゃったAちゃんは

俺から視線を外して
扉から真っ暗の遠くを観てた

BH「そんな、哀しそうな顔すんな。」

『………』

３駅通り越すと、益々会話は途絶えて

４駅目に入る時

『じゃ…ココだから』

って反対側に移ろうとしたところを

俺の手が……Aちゃんの手を掴んだ