ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)… (ページ43)

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電車に乗る前に

BH「ハイ、貸して携帯。」

左手に持ったアイポンにスッと

長い指が伸びてきて
前に引き抜かれそうになったから

一瞬グッと握った。無、意識っっ(汗)

BH「、おっ？！」

ベッキョン君の引っ張る指に
チカラが加わるから

『…っ！な、、にすんの』

BH「ワハハぁー！今更っあ、、『っん/ん』

BH「登録しないとぉでしょ？

抵抗したら、ここで…」

こんな人の中なのに

いくら脇の柱のところだからって

こんな……の、ダメだ

ベッキョン君は
反対側の腕でわたしをグッと引き寄せた！

『ひっ！ココでな、に「へへーイっ！」

BH「ほっぺにしちゃうよ！

ほら、もう射程範囲内だけど？」

『なんなの？ジョンデ君にしても、

ベッキョン君にしても

kissは

手を振るのとおんなじなんかい、え！？』

BH「んん～」

仕方ない……強行手段。

BH「少し、黙る？」

『……ぁ、////』

BH「後ろ通り過ぎてる人みんな知らない。

俺、全然いいよ。Aちゃんさえ

覚悟できてるなら…

どうせ、誰もみてないしね」

もう…オデコが引っ付いてる

ベッキョン君の肩の向こうに
見える、忙しく帰る人達

ホントだ、誰もみてない………

ほっぺチューどころの話じゃない。

ベッキョン君に柱ごと取り囲まれて

動けない……//

チカラが急に……抜け始めた

持つ手からスルッと抜けた携帯

BH「…しゃっ！！いい子だ！」

『ぁっ！！や、やーっ！ビョンベッキョン』

BH「ピカピカ～～っ♪♪」

BH「俺の早打ちを知らないな…っ？」

なんだ、パスワードかけてないの？

カンターンっ！

ジタバタしてぴょんぴょん跳ねながら

返して返してっ！て言われてんの

完全に無視した、俺 kk!

少し俺の前で跳ねてて、可愛いからっ笑笑

でも……

ホームが開いた時に……

アプリの向こう側に

誰かがみえた………

俺に火をつけたちゃったよね。