トイレ待ちの恐怖 ページ9
ケ「夏美殿〜まだでありますか？」
夏「まだ〜」
ケ「トイレいくらなんでも長過ぎでしょ！10分もここで立ってんだけど！！」
夏「これいいかも〜！」
ケ「(絶対携帯いじってるでしょ…)」
夏「〜♪〜♪♪」
ケ「無視かよ！」
ドタドタドタ！！
冬「あっ！軍曹！まだいたの？」
ケ「冬樹殿！実は夏美殿が中で携帯いじっているらしくて…困っているのであります」
冬「えー！僕もトイレ行きたかったのに〜！姉ちゃん！」
ドンドン…！
ケ「ノックのやり方が違うであります！もっとこう強く！」
ドンドン！！
冬「こう？」
ケ「プレシャーも含めてやんないとダメであります」
冬「そうか！ノックのやり方一つでその人がどれだけ焦ってるか分かるってことが言いたいんだね」
ケ「そゆこと」
冬「姉ちゃんが出るまで叩いてみよ！軍曹！」
ケ「その域であります！」
ー15分後ー
ガチャ！
夏「うるさいわね〜…ちょっと携帯いじってるただけじゃない」
ケ「…ちょっと…だけじゃ…ないであります…！」
冬「…ハァ…ハァ…そうだよ…姉ちゃん…」
夏「あんたらどんだけ叩いてたの？」
ケ/冬「1時間！！」※15分です
夏「え？そんなに中にいたの私？」
ケ/冬「コクッ！」
夏「さすがに居すぎたわね、さっ！さっきの話の続き続き〜♪」
ケ「そこ謝れよ！」
バタンっ！
ケ「あー！冬樹殿越すのはずるいであります！
！」
冬「ごめん軍曹！でも！もう軍曹したからいいよね！」
ケ「え？した？まだ我輩は…！ハッ！Σまっ…まさか！」
夏「〜♪！ちょっと！！ボケガエル！なんであんたこんなとこで漏らしてんのよ！！」
ケ「いい年こいた我輩がお漏らしなどー！！」
夏「いいからさっさと片付けなさーーーい！！！」
ケ「ゲーロー！！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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作者名：卯月智 | 作成日時：2015年2月23日 5時
