115 ページ15
.
「課内トップをキープするからいいって。
これ、絶対うちの課長らに内緒な？」
『言えるわけないでしょ。
それに、諦めないで頑張りなよ、笑』
久しぶりの同期会は
最初は愚痴大会だったけど
入社当時の思い出とか近況とか話して盛り上がって
すごく楽しい時間だった
.
.
高瀬「Aちゃん、ちょっといい？」
『え？うん、』
高瀬「ごめん、ここじゃちょっと…、」
？
『わかった』
二次会どうする？
なんて話が出始めた頃、
あまりに真剣な顔して言うから
店の外に移動して
外にあるベンチに並んで座った
『なんか悩みごと？』
高瀬「いや…、Aちゃんってさ、その…
北山課長と付き合ってたりするの…？」
っ！？
『付き合ってないよ』
高瀬「そっか、良かった…、」
？
高瀬「俺…、Aちゃんのことが好きなんだ」
『え…？』
高瀬「Aちゃんが俺のこと、
同期の仲間としか思ってないのは分かってる。
だから、俺のこと男としてみてほしい」
っ、
高瀬「これからゆっくり、少しずつでいいよ？」
『…ごめんなさい、、』
高瀬「…そっか、、」
…、高瀬くんが私のこと好きだなんて、
少しも気づかなかった、、
『ごめんね、』
高瀬くんは素敵な人
だけど恋愛対象になることは絶対にないなって、
理由は分からないけど
直感でそう思った…、、
高瀬「いや、Aちゃんが謝ることないよ。
フラれるのは分かってたしね。笑
考えてみてくれるかなー？ってちょっとだけ期待してたけど。笑」
『ごめん、、』
高瀬「ははっ、笑 いいよ、大丈夫！
これからもさ、同期の仲間として仲良くしてね」
『ありがとう』
莉子「あっ、ここに居たんだ！
あれ、２人で何話してたの？」
高瀬「世間話。ね？」
『そう、世間話』
莉子「ふーん？笑」
高瀬「莉子ちゃん悪い顔してるよ？笑」
莉子「もともとこういう顔ですー、笑
あ、２人も二次会行くでしょ？」
高瀬「行くよ。
Aちゃんも行くよね？」
『うん、行こうかな、』
好きって気持ちを伝えることって
簡単なことじゃないよね、、
それなのに高瀬くんは
気まずくならないように明るく振舞ってくれて…
“Aさんっ♪”
好きって何度も何度も伝えてくれる
玉森くんの笑顔が浮かんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みっちゅどん(プロフ) - nika2denさん» そんな風に思っていただけてとても嬉しいです(^^)励みになります！ありがとうございます(^^) (2020年1月24日 0時) (
レス) id: b85bdba62c (このIDを非表示/違反報告)
nika2den(プロフ) - ありがとうございます！ みっちゅどん様のお話どれも理想すぎて何回も読み返すほどです^ ^これからも楽しみにしています！ (2020年1月23日 23時) (レス) id: 395b62cf1e (このIDを非表示/違反報告)
みっちゅどん(プロフ) - nika2denさん» 初めまして。コメントありがとうございます(^^)楽しみというお言葉を励みに、数日以内に更新致します(^^)よろしくお願いします。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: b85bdba62c (このIDを非表示/違反報告)
nika2den(プロフ) - 初コメです！続き楽しみにしてます！ (2020年1月23日 15時) (レス) id: 395b62cf1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みっちゅどん
| 作成日時：2019年11月7日 23時
