かまって？ ３

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横尾side









今日は珍しく定時で終業、


“俺もあとそんなかかんないし飲み行こうぜー”


ってミツが言うから、

もともと約束してた裕太と、３人で飲みに来た









…それを今は後悔してる。









裕太が見事に酔っ払いやがった。








しかも陽気な酔っ払いじゃなく、

完全にめんどくさい酔っ払いになった。







“Aさーん”

って連呼したり、




“Aさんはねぇ、、んふふ//”

ってニヤニヤしながら
Aちゃんのどこが好きなのかを熱弁したり





それは全然いいんだよ、

Aちゃんのことが大好きなんだって
伝わってきて微笑ましい







でもさ、俺がミツと違う話しようとするたびに

“ねぇ聞いてる！？ちゃんと聞いてよー”

って俺の腕を掴んで揺らしてくる





めんどくさい！

一人で話しててくれよ！







ミツはもう裕太の存在を無視しちゃってるし…





まったく…
【ガンっ！】

っ！？

横「裕太、グラスは静かに置きなさ
裕「っていうかミツはさーっ、
なんでいっっっつも俺の邪魔すんの！？」



宏「は？」



裕「Aさんのこと！！
俺の何が気に入らないわけ？
なんで邪魔ばっかすんの！？なんでなんで！！
まじムカつく！！ミツのバカ！！チビ！！！」



宏「ぁぁ゛！？」




はい、ミツのスイッチ入れちゃったね。




横「裕太、飲み過ぎ」



裕「全然だし！酔ってないし！」

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