☆.°７ Kazu ページ8
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キッチンからフロアへ
フロアからキッチンへ…と
忙しく動き回ってるあの子を見てるうちに、相葉さんとの会話がなくなってた
それもそのはず、彼も彼女のことを目で追ってたのだから
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雅紀「ここ、あの男の子とAちゃんしかいないよね」
和「勝手にちゃん付で呼ぶなや」
雅紀「タメだからいいじゃんか。ニノはさん付けね」
和「意味わかんねぇし…」
雅紀「そろそろ歳上にも敬語使った方がいいんじゃない？」
ボーッと眺めてたら、いつの間にか休憩の一時間が終わりそうになってた
客足もずいぶん減った…と思ってたら、次はスイーツ目当ての若い女の子が入店し始めて
彼女は休む暇もなく皿を運び、片付ける
・
雅紀「そろそろ戻る？」
和「…ん」
会計に立つと、彼女が気づいて慌ててこっちに来る
今日はジャンケンで負けた俺が “仕方なく” 財布から金を取り出して彼女の手に乗せた
瞬間、赤くなる小さな顔
顔を俯かせたまま、レジから釣り銭を取り出し
恐る恐る俺の手に金を乗せた
・
この子、男に免疫ない…のかな
・
雅紀「ねぇ、Aちゃん」
「っ?！何で…名前を…」
雅紀「さっきキッチンのお兄さんに呼ばれてたの聞いたから」
和「勝手に呼んでんだよコイツ」
「光栄…です。あの…ご用件は…」
やっぱ相葉さんのこと好きだなこれ
店内は程よくあったかい感じなのに、顔真っ赤っかだし
あーあ…、見てらんね
・
雅紀「来週さ…、ここ貸し切れないかな」
「……え、」
和「お前何言って…」
雅紀「料理めちゃくちゃ旨いからメンバーにも食べて欲しいんだよっ」
このバカは…
ったく…、そんな自分勝手が許されると思って…
・
「こんなところで良ければ…」
……え？
・
「ここの営業時間が9時〜17時なので、営業時間外であれば大丈夫です」
雅紀「ありがとう！お店の電話番号は…」
「こちらです」
お店の名刺みたいなやつを財布ん中にしまってルンルン気分の相葉さん
そんな彼を嬉しそうに見る彼女
・
この二人、徐々に距離が縮んでる気がする
出会ってまだ２日目
男に免疫がなさそうなこの子を、こんな表情にさせる相葉さんを
ちょっぴり凄いと思った
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みるきぃ(プロフ) - えりもさん» 凄く素敵な作品です！私、これで３回目くらい読みました！（笑）もうなんか、知らぬ間に涙とか出て（笑）またこんな感じで大野くんの作品とか作ってほしいなって思います！これからも頑張ってください！ (2015年1月29日 23時) (
レス) id: 78e1f6332d (このIDを非表示/違反報告)
えりも(プロフ) - さくらいごぼうさん» 同い年ですかね？ 昨日のはカットされてる箇所が所々あったのですが、面白かったですよね♪ 移行してからもよろしくお願いします。 (2014年3月24日 16時) (レス) id: a45d8e5a6c (このIDを非表示/違反報告)
えりも(プロフ) - リズムの魔術師さん» 気にしないで♪ 読んでくれてることが嬉しいから(笑) ２も引き続き読んでちょーだい( *´艸`) (2014年3月24日 16時) (レス) id: a45d8e5a6c (このIDを非表示/違反報告)
えりも(プロフ) - 早奈英さん» ありがとうございます。引き続きご覧になってください♪ (2014年3月24日 16時) (レス) id: a45d8e5a6c (このIDを非表示/違反報告)
さくらいごぼう(プロフ) - 大学に行きなさるんですね。俺も、行きます。んで、昨日のプラチナデータは、良かったですね。俺は、初拝見だったんですが、内容もとても面白かったです。2も楽しみにしております。 (2014年3月24日 11時) (レス) id: fa5c126a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりも
| 作成日時：2014年3月8日 14時
