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「えっとねぇ、めっちゃ拙者の情報は、詳しいんだからなｺﾞﾗｧ!! なんと、なんとだな！！このクラスに！梅沢くんの隣の席に、転校生がきまぁーす！！」
そう言って木林くんは、ウインクを四回もした。
なんなんだ、こいつは、でも、やっぱり、転校生がくるのか……。
どんな人だろう。
友達になれそうな静かな人がいいな。
と心の中で想像を膨らませる。
もしかして、女の子かなぁ、隣の席にかわいい女の子が来たら……想像するだけで、にやけてしまう。
「で…！？ そ、その人は、ど、どんな人なの！？」
まぁ、今は男でも女でも構わないから、友達になりたい！と、心の中でさけんだ。
「しょうがないでごさろう。教えてやるでござる！」
ふはぁーっはぁー！！ と、偉そうに高笑いして、僕の事を見ている。なんて腹立つ忍者なんだ…… 絶対恨みを買うタイプだと、ふと思う。
すると、木林くんが喋り始めたので、僕は、貧乏ゆすりをしながら聞いた。
だが、聞けば聞くほど、その転校生。嫌な予感しかしない。
背は、ものすごく高く、すらっとした9等身。と、聞いた途端鳥肌がたった。
つんつんした赤毛に、真っ赤なマント、うち(鉄道高校)の紫の長袖のYシャツ袖を破き、手には包帯。手首には、黒い布、胸元に、ペンで書いたような、❝すぅぱぁ❞の文字…と聞いて、血の気が引いた。
うわさによると、昨日不良をやっつけた人……と聞いたときには、木林くんの肩をブンブンと降っていた。
「どうしたんでござる！？ もしや、ついにハゲたのか！？ 」
ハゲてねぇわ！ と言ってツッコむはずの僕はいなかった。
「もしかして、転校生がおんなじゃなかったから…？」
「調子のんな……」
流石に腹がたったので、僕は正直に言うと、木林くんは、ショボーンと、頭を下げてごめんなさい…ござる…。 と僕の事をちらりと様子見しながら言った。
だから、そーゆーとこでしょ。と言おうとしたが。ここは、勘弁した。
「でさ、その転校生くんと……お友達になろうよぉ〜！！」
木林くんは、人差し指を高々と上げて、HAHAHAと笑って見せた。
だけど、僕からしては、ふざけんな！ だった。
これ以上変な連中と絡む気はまったくないんだと言おうとした直後、
「え、嫌なの？ その顔は嫌って顔だね。じゃあ久しぶりに屋上出てみよー、黒歴史叫ぼ」
と、スタスタと、忍者さながらの早足で行こうとしたのを、全力で止めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年3月15日 17時) (
レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます！更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います！ もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…（4つ目のコメント）評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
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