【第六わんだふぉー】アプラちゃんのお家 ページ28
「わー！ いかにも普通って感じね！」
僕の家は平屋の一軒家。 確かに普通な家。
家に入ると、お母さんのおかえりーという声が聞こえる、僕は適当な返事を返して、靴をしっかり揃えると、ジョンキー君もちゃんと靴を揃えて、失礼しまぁす！ とお母さんがいる方に向かって叫ぶ、
「ん？ お友達？ あっ！！」
お母さんは、その声を聞き、エプロン姿でこっちまでくると、ジョンキー君を見て驚く。 ジョンキー君の方を見てみるとこっちも驚いて口に手をあてている。
「お前は幸恵！？」
「ジョンジョンくん！」
まるで昔のクラスメイトかのように親しげな二人を見て僕は動揺しっぱなし。
「あー……君は知らないんだったか。教えてやろうか……」
僕が母さんを残して家を出ていったことは知っているだろう？
父さんのバカでかいマント引きずってさ。
そのあと、僕は行く先もなく、町で絵を描いていた。 それで一枚百円くらい。
馬鹿な小学生たち、僕のこといつもバカにして来ていたよ。
だから、僕もそいつらの似顔絵描いてやったんだよ、思いっきりリアルに描いてやったら泣いて逃げていった。
後ろについてた幽霊も一緒に描いてやったのさ。
「ま、まって！ 幽霊見え……」
「まぁね、超能力でもあるのかよく分かんないけど……」
話を戻すが、それで出会ったのが幸恵貴女が毎日来てくれていた。
多いときには千円も。 時々おにぎりをくれたりした。
命の恩人さぁ…… まさかここで会えるとは……
「そうねぇ、あ、お金貸してほしいとか？」
「イヤイヤ、留めてほしくて……良いかなぁ？」
ちょっと緊張気味にジョンキー君が言うとお母さんは勿論よ！ と家の中に入った。
「ジョンキー君はここね」
僕の部屋に寝させることにしたので、ちらばさないようにね！ と言っておいたが、
ほとんど聞いているのかも分からずベットは初めて見たのか幼稚園児のようにはしゃいでいる。
「ありがとう！ アプラちゃん！ やはり君は最高だよ！」
続く
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岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2018年3月15日 17時) (
レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます！更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います！ もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…（4つ目のコメント）評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
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