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暗い夜道を荷物を抱えてゆっくり歩く。
そういえば、昔善逸くんが
「夜は絶対に外出禁止!人喰い鬼が出るんだからね?!」
って念押ししてきて夜は外に出たことがなかったなぁ…
なんて思っていると茂みの方からガサガサと
葉のこすれる音が聞こえる
一気に心臓がばくばくと高鳴る
『も、もしかして、、、鬼、、?』
ガサガサッ!!!
?「稀血の匂いだァァ、稀血ぃ!!!」
人型とは言えない見た目の鬼が草むらから襲いかかってきた
『やっ、やぁーーー!!!!!』
ガリッ
『ひぅ、、いた、痛い、、』
鬼の長い爪で
右肩から右腕に大きな切り傷ができた
まだ屋敷を出て少ししか経っていないのに
『はっ、はっ、は、、』
どうしよう、どうしよう、、!
痛くて息が詰まってきた
自分は戦う力なんて持ち合わせていない…
鬼「諦めろォォ、はやく俺の餌になれエエエエ!」
やばいこのままじゃ 死 ___ッ
?「水の呼吸 壱ノ型 水面切り!!! 」
鬼「お、、おのれ鬼狩りィィア゙ア゙ア゙ア゙!」
一瞬にして鬼は首を落とされ、灰となって消えた…
?「大丈夫か?」
『あ、はい、、!
助けて頂いてありがとうございます…』
?「無事ならいいんだ!」
『あの、私はAと言います。
貴方のお名前をお伺いしても、、?』
?「俺の名前は竈門炭治郎だ!」
『竈門さん!本当にありがとうございました!』
炭「どうしてAはこんな時間に外にいるんだ!家に帰りなさい!俺が送るから」
『恋仲に浮気をされて、家を出ました……まだ行先は決めていなくて遠くに行ければどこでも…』
炭「すまなかった!
その、言いづらかったよな」
『いえ、もう済んだことなので』
そう言って力なくAは微笑む
炭「そうか…?でもAからは悲しい匂いがする…そうだ、俺の家に来るか?妹もきっと喜ぶ」
『え!?いやいや、ご迷惑をおかけする訳にも…』
炭「気にするな、部屋はいくつか余っているし」
それに怪我の手当もしないとな、と一言を添えて
竈門さんは私のことを横抱きにし走り出した
炭「しっかり捕まって」
『わっ!?』
あれ?竈門さん鬼を倒したってことは
善逸くんと同じ鬼殺隊だよね…
……ん?
『わ、まってください!!?止まって竈門さん!!』
炭「どうしたんだ?そんなに大声を出して…」
『やっぱり、その治療大丈夫なんで、降ろして…』
炭「だめだ!出血が酷すぎる!」
彼の事を忘れようと思っていたのに
鬼殺隊の人にお世話になるのは…
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pooky - 続きが気になる〜!!面白いです!頑張ってくださいね!! (2020年11月3日 8時) (レス) id: 012e567f90 (このIDを非表示/違反報告)
もものすけ - ああああぁぁぁぁぁ、続きが気になりますぅぅう 更新お願いします_|\○_ (2020年8月8日 17時) (レス) id: 016e27544d (このIDを非表示/違反報告)
その辺の雀。 - 主さんどうか更新という名の恵みを… (2020年6月13日 13時) (レス) id: 23830bc351 (このIDを非表示/違反報告)
てぃ - 主さん、更新してほしいです(泣) (2020年2月25日 1時) (レス) id: 50c72e5b00 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - いいぞいいぞ!!ふぉおおおぉぉぉ (2020年1月7日 23時) (レス) id: 34d527f6b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宇佐美 | 作成日時:2019年11月4日 12時