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【P】あなたの名前教えてもらえますか? ページ16

「なにかあったら連絡してください」
俺は携帯の電話番号をメモして彼女に渡した。

「それと・・・あなたの名前教えてもらえますか?」

まだ名前知らなかったよ。心の中で呟いた。

「Aです。私の番号も教えたほうがいいかしら・・・」

彼女はリビングに置いてあった携帯ショップの袋から書類を出してきた。


「え〜と・・これ?携帯壊れちゃって今日新しくiphoneにしたから
まだ全然使い方わからなくて番号も変えちゃったから・・・」


テーブルに置いてあるマニュアル本を見ておもわず吹き出した。

「これ3冊も買ったんですか?」

「だってどれもみんないいような気がして選びきれなかったの」
少し照れくさそうにいう彼女がなんだか可愛く感じた。

「じゃあ今日のお礼に俺が今度ちゃんとした使い方教えますよ」


「Really?!・・・あ、ごめんなさいついまだ英語が抜けなくて」

そうだ・・14年間もNYに住んでいたって
あの日言ってたよな。

断片的な記憶がまた一つ蘇った。

「よかった!!助かるわ。買ったはいいけど中見たらやっぱりよくわかんなくて・・・
じゃあ今度教えてね」

Aさんが玄関まで見送りに来てくれた。

「おばあちゃまのことは心配しないで。何かあったらすぐに連絡します。
でも大丈夫だと思うから」

「おやすみなさい」
靴を履いて振り返った俺の頬に彼女が頬を寄せて言った。

フワッとAさんのフレグランスが鼻先をかすめた。

俺はちょっとだけ驚いた。
だけどAさんにとってはごく普通のおやすみの挨拶のようだった。
なんてったって彼女はNY帰りだからね。

まったくもってそんな挨拶習慣のない俺は・・・
うろたえないようにして言った。

「おやすみなさい」


ドアがしまった瞬間にポケットに入ってたiphoneが鳴り出した。


俺はあわてて電話に出た。

「ちょっと!何してんの?遅いんですけど!!ミウ待ちくたびれたし」

ミウからだった。

「ごめん。今から行くからちょい待ってて」

今日彼女に会うことをすっかり忘れていた。

仕事が終わったら行くって言ってたんだっけ・・・

「やべっ」

俺は急いでエレベーターで地下駐車場まで降りて車のエンジンをかけた。

【P】ばあちゃんからの電話→←【P】ばあちゃん倒れる



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Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

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