伝えたい気持ち ページ44
ア「僕も寂しい。君がいなくなったらどんな感じなのかなって...。それに日本だ」
「うん」
ア「本音を言えばね、行かないでほしい。でも僕はそれを言わない」
アルバスはAを優しく抱き締める。
ア「さっきも言ったけど、Aの夢は僕の夢だ。だからAの道を進んでほしい。それに寂しさや物足りなさは無理に消さなくていいって思ったんだ」
耳元で聞こえるアルバスの優しくて、でもしっかりとした声をAは一言一句聞き逃さず受け止める。
ア「僕もあのときはああ言ったけど結局自分を落ち着かせるための言い訳に過ぎなかった。でも今は違う。僕も信じられる人がいる。どこにいても何をしててもちゃんと繋がってるって分かる人がいる」
アルバスは体を離してAを見つめ優しく微笑む。
ア「だから行ってきて、日本。僕はいつだってAのこと応援してるよ。何があっても君の１番の見方でいたい。離れることも二人で乗り越えよう。
嘘のないスッキリとしたアルバスの笑顔にAもさっきみたいな張り付けたような笑顔ではなく本心で笑顔を返す。
「うん、ありがとう。もう怖くない」
Aはアルバスを抱き締めアルバスの薄い胸板に頬を寄せ、目を閉じた。
自分を呼んでくれる愛しい声も
見つめてくれる優しい瞳も
抱き締める腕も
大好きだ。
「アルバス大好き」
ア「僕も。何よりも誰よりも君が好きだよ」
確かめるようにそっと唇を重ねると暖かくて安心できる体温が伝わる。
アルバスとAの心は一つだ。
もう恐れるものは何もない。
そのとき垣間見れた夕焼けはやけに綺麗で、きっとずっと忘れないだろうなと二人は思った。
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ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！スコーピウスすごく可愛くて私も好きです！これからもアルバスとスコーピウスらしさを大切に頑張っていきますね♪ (2023年5月5日 11時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 主さんの小説大好きです！私はスコーピウスが推しなのですが、アルバス夢に出てくるスコーピウスもとっても可愛くて友達思いで最高です！応援してます(^^) (2023年5月5日 2時) (レス) @page50 id: 2df4511353 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです⸜ ෆ ⸝ (2023年2月23日 10時) (レス) @page6 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - 主さんの書くアルバス可愛すぎます。大好きです。 (2023年2月22日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年2月19日 19時
