お好みは ページ15
ア｢A、最後のとこもう一回言って欲しい。遮っちゃったし｣
｢えっ、あー…｣
先程までアルバスを笑っていた余裕がなくなりAは目を泳がせる。
余裕がなくなるとわかりやすいAを見るのがアルバスは好きだ。
｢だから、その…私はアルバスが思ってる以上にアルバスが好き…です｣
ア｢ありがとう、僕もAが想像できないぐらいAのこと好きだよ｣
想像できないぐらい？とAは頬を赤らめたまま想像しようとしている。
そんな姿さえも愛おしい。
ア｢Aはさ、どんなチョコレートが好き？｣
アルバスは話が一段落したところでAに聞かなくてはならないことを思い出して問いかけた。
｢チョコレート…？｣
ア「もうすぐバレンタインだからAに渡したくて」
素直にアルバスが伝えるとAは「あ、そっか、バレンタインか！」と目を輝かせる。
「ミント系とか生チョコとかナッツ系も好きだしフルーツ系も好きだよ」
早いこと言うと全部好きなんだけどね、とAは言うあたり結構チョコレートが好きなようだ。
「でもアルバスがくれるならなんでも嬉しい」
照れくさそうにそう言ってAはヘラッと笑う。
アルバスはそんな顔を見る度に胸の奥がギュッと締め付けられて熱におかされたようになる。
ア｢僕頑張るから楽しみにしてて｣
｢うん、待ってるから｣
まさかホグワーツで自分が女の子にチョコレートを渡す日が来るなんてアルバスは予想もしていなかった。
スコーピウスは毎年のようにこの時期なると甘ったるい匂いをさせて部屋に帰ってきてたけど。
上手くできてるか味見して欲しいって言われて毎日毎日チョコレートを食べていたのを思い出すと鼻血が出そうだ。
でも今年からは自分も。
ア｢もしちょっと失敗したらごめん。それは先に言っとくよ｣
｢いいよ、それにちょっと失敗してても愛嬌あって可愛いもん｣
Aに言わせれば無駄な心配だったらしくアルバスは頑張ろうと気合を入れた。
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ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！スコーピウスすごく可愛くて私も好きです！これからもアルバスとスコーピウスらしさを大切に頑張っていきますね♪ (2023年5月5日 11時) (
レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 主さんの小説大好きです！私はスコーピウスが推しなのですが、アルバス夢に出てくるスコーピウスもとっても可愛くて友達思いで最高です！応援してます(^^) (2023年5月5日 2時) (レス) @page50 id: 2df4511353 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - 譜面さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです⸜ ෆ ⸝ (2023年2月23日 10時) (レス) @page6 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
譜面 - 主さんの書くアルバス可愛すぎます。大好きです。 (2023年2月22日 23時) (レス) @page5 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年2月19日 19時
