第4話 ページ5
ﾁﾁﾁ…
「(鳥の声が聞こえる……やばいな、寝落ちしちゃった？)」
でも今日は幸い土曜日のはずだ。眠いし、もう少しだけならベットで寝るのも許されるだろう。
……ん？ベッド？
「(なんか……ベッドこんな感触だったっけ？)」
めっちゃふさふさしてるんですけど。
布……というより、これは……
「(あれ……私なんで……
原っぱの上に居るんだ……？)」
身体を起こし周囲を見渡す。
そこは青々とした一面の草むらで、私だけがぽつんと一人で居るようだった。
「あ、これ夢だわ。」
思わずそう口に出してしまうくらいには動揺してしまう。やばいな、どういうことだ。
「(とりあえず、移動しよう。そしたら目も覚めるかもしれないし、うん。
きっと、あの、あれだよ、
明晰夢ってやつだよ！うん！)」
動揺を少しも隠せずに、ゆっくりと立ち上がった。そんな私の動きと共に、視界も一気に開けていく＿＿＿
………ど、何処だ……ここ。
「(日本じゃない……よね？)」
私の眼下に広がっていたのは、血みどろになりながら咆哮を上げて戦う兵士達。
その姿はテレビで見るような自衛隊の服ではなかった。
銀に輝く甲冑を血に濡らしながらマントを翻し、敵と剣でぶつかり合う。
しばらく動けないでいると決着は着いたようだった。旗を掲げた数名の兵士が口々に嬉しそうに叫ぶ。
『キャメロット万歳！アーサー王万歳！』
『やはり日中のガウェイン卿は無敵だ！』
「(これ……ついでに時代も飛んでるよね？)」
あまりの自体に頭がくらりとする。
……いや、めっちゃふらふらする！なんだこれ！？
「(あ、ちょ、ここにいるの…やばい気がする…
移動……しな、きゃ＿＿＿＿＿)」
…………ギリギリを保って立っていようとしたが、すごいスピードで近くなる地面を見て諦めた。
衝撃と共に意識も薄れていく。最近こんなことばっかだ。流石に……嫌に、な………る……………
......................................................
『＿＿＿おい！しっかりしろ！……おい！』
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蛙奈(プロフ) - コメント失礼いたします。この先の続きがあったような気がするのですが、消してしまったのでしょうか？|ω･`) (2021年6月30日 0時) (
レス) id: 443dc62262 (このIDを非表示/違反報告)
フェニックス(プロフ) - vannyさん» 此方こそ､宜しく御願い致しますm(_ _)m (2018年11月19日 18時) (レス) id: 8e3aac7538 (このIDを非表示/違反報告)
vanny(プロフ) - フェニックスさん» ありがとうございます！これからもどうかよろしくお願いいたします。 (2018年11月19日 18時) (レス) id: 08ddc0064c (このIDを非表示/違反報告)
フェニックス(プロフ) - vannyさん» 更新､頑張って下さい! (2018年11月19日 18時) (レス) id: 8e3aac7538 (このIDを非表示/違反報告)
フェニックス(プロフ) - vannyさん» 大丈夫ですよ…おお､同じ人いた!!(青王･バサスロ)…兄弟がプレイしてるし､うーん…殺らせてくれるか不明ですけど(苦笑) (2018年11月11日 20時) (レス) id: 8e3aac7538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：vanny | 作成日時：2018年10月7日 4時
