検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:868 hit

鏡の国のアリス 4 ページ6

その後、何日か過ぎ__


昼休みの時間になり、火神が鈴に声をかけた。
「おい!真白!」
「あれ?火神君?どったの〜?」
「本入部届け貰いに行くぞ!」
「え、急だね。いいけど」


火神と鈴はあのマジバの件から、仲良くなっていた。
元々同じクラスだったのもあり、昼休みもよく一緒にご飯を食べる。


「てか、なんでそんな急に
本入部届けを?」
「キャプテンに正式な部員じゃねーと
試合に出れねーって
言われたんだよ!」
「成る程〜!…やっぱり、この間の
ゲームが効いた?」
「うっ…まあな…」


この間のゲームとは、
一年対二年でやったミニゲームのことである。そこで火神は破壊力抜群のプレイを見せ、
黒子が『ミスディレクション』を使い
チームに貢献した。
その結果、一年チームが勝ったのだ。


「それに部活が終わった後、黒子君と
仲良さげにマジバに居たし…」
「はあ?!お前、見てたのかよ!」
「あ、カントクの教室着いたよ〜」
鈴は上手くはぐらかし、火神を教室に押し込んだ。


「チッ…カントクー!!
本入部届けくれ!!」
「ブフォッ」
火神がいきなり来たので、リコは飲んでいた牛乳を見事に吹いた。
「なんなのもー今日は
アンタらも!?」
「「も?」」


「黒子君もさっき
同じこと言いに来たの!」
その時も、リコは牛乳を吹いたらしい。リコは呆れたように言った。
「全くそろってどんだけせっかちよ?
このワンパク坊やめ!」
「ワンパク坊や^^;」


「まあ即戦力だし、ベンチに空きは
あるから大歓迎よ」
そう言って、紙を渡した。
「あ、鈴ちゃんもよろしくね♪
仕事が分担出来て助かるわ〜」
「はい!もっちろん^^」


「これで試合に出れんだな!?」
火神はすぐさま教室を出ようとする。
「あーちょい待ち」
それをリコが呼び止めた。


「ただし受け付けるのは
月曜朝8:40の屋上ね!」

鏡の国のアリス 5→←鏡の国のアリス 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 夢小説 , おとぎ話風   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

裕利 - 見たよ!凄く面白い! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 679b7f06a5 (このIDを非表示/違反報告)
スズカ(プロフ) - アリア°さん» 初コメありがとうございます! 亀更新になりそうですが、暖かい目でよろしくお願いします!! (2014年6月18日 20時) (レス) id: 89ceca5609 (このIDを非表示/違反報告)
アリア°(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!楽しみにしてます! (2014年6月18日 17時) (レス) id: a9e502fefd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スズカ | 作成日時:2014年6月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。