だった ページ42
立「いきなりでごめんなさい。私、瀬戸くんのことが好きでした。」
でした、か。
俺は今でも好きなんだが、もう遅いか。
過ぎた時間は戻せない、後悔しない選択をしろ。
父さんが俺に言った言葉。
それは俺が余命宣告された時だったかな。
ちゃんと好きだって伝えておけばよかった。
『俺も、好き''だった''。』
今、好きと言ってももう遅いから。
せめて好きだったと言おう。
立「ごめん、今更言われても、迷惑だよね。それに瀬戸くんはマリンと付き合ってたのに好きだなんて。」
もう一度ごめんと言いながら立花は泣いた。
俺は立花の両頬を片手で掴む。
『おまえは泣いてるより笑ってる方が似合う。だから俺の分も幸せになれよな。』
それでも立花は泣き続ける。
それを見てると、7年くらい前のことを思い出す。
俺も確か立花の前で泣いたことがあったな。
『じゃ、約束しよう。俺は死んでもあんたが幸せと思える日が来るまでずっと見守ってる。っだから、早く笑ってくれよ。最後に見る誰かの笑った顔はあんたがいいんだ。俺の好きだった人だから。』
すると立花は泣きながらも笑ってくれた。
あんたがいたから俺はちゃんと現実と向き合えたんだ。
『ありがとな、彩。』
そう言って俺は眠りについた。
END
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はい、終わりましたね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
やっぱバッドエンドになってしまいました。
まあ、またいつか私の作品を読んでくださいね。
改めてありがとうございました！
終わり
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K - 草生えるさん» 更新したんですね！面白かったです！ (2019年9月24日 20時) (
レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
草生える - Kさん» どうもありがとうございます！本当に感謝です！ (2019年9月24日 1時) (レス) id: 133f02566f (このIDを非表示/違反報告)
K - 草生えるさん» めっちゃ小説面白いので文才ないなんて有り得ません！ (2019年9月23日 20時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
草生える - 文才なんてものないですよ。 (2019年9月23日 12時) (レス) id: 133f02566f (このIDを非表示/違反報告)
K - 草生えるさん» やっぱりめっちゃ面白いです！文才分けてください.......(´；ω；｀) (2019年9月23日 10時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：草生える x他2人 | 作成日時：2019年8月24日 22時
