蛍 ページ14
一話目と同じ主人公
まだ続きます。というかこの話書き終わりません......
現在、私は絶体絶命のピンチに遭っている。
時は遡り数時間前________
今日も今日とて窓を開けて空を見ていた。が、今日は風が強く、不運なことに窓から落ちてしまった。特別大きな怪我はしなかったからよかったけれど、そこそこの高さに窓があるので戻ることができなくなってしまった。扉も鍵がかかっていて入ることが出来なかった。
近くで待ってればよかったが、好奇心に勝てなかった。すぐ戻ってくれば大丈夫だと思い、緊張しながら外の世界に一歩踏み出した。
で、外に出たら迷子になった挙句、ヒルチャールに囲まれた。ヒルチャール語を空に習っておけばよかったと後悔しても遅い。習っていたとしても会話できる気がしないけれど......!
ヤー!と棍棒を持って近づいてくる。腰が抜けてしまって逃げることができない。どうしようと内心焦る始める。
「た、助けて、空......!」
咄嗟に目を瞑り、頭を守る。
「風と共に去れ」
声が聞こえて、恐る恐る目を開けると大きな竜巻がヒルチャールを一掃していく。竜巻が来た方を見ると、金の髪をした綺麗な少女と小さい白髪の女の子がいた。金色の少女はどこか空に似ているような気がする。多分気のせいだろうけれど。
白色の小さい子がこちらに近づいてきた。
「おい、おまえ大丈夫か?」
「うん、大丈夫。助けてくれてありがとう」
ヒルチャールを倒し終わると金色の少女もこちらに近づいてきた。「立てる?」と手を差し伸べてくれた。ありがとうと言い、その手を借りて立ち上がった。
「そういえばどうしてこんなところにいたんだ?ここあたりは魔物が出てきて危ないぞ」
「お恥ずかしいことに迷子になっちゃって......」
とりあえずここら辺は魔物がいっぱいいるとのことで近くにある璃月港に行くことになった。
お互い自己紹介をする。金色の少女は蛍、白色の小さい子はパイモンと言うらしい。2人は蛍の兄を探すために七国を巡っているみたいだ。見つけたら連絡するね、と伝えると、蛍はありがとうと微笑んだ。
移動中は蛍とパイモンの旅について聞いていた。小説のような体験をした2人の旅の話を聞くことができてとても嬉しかった。
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月海(プロフ) - けんとさん» わー!コメントありがとうございます!現パロいいですよね。頑張ります! (2022年9月24日 13時) (レス) id: f68382bc80 (このIDを非表示/違反報告)
けんと - 初コメ失礼します、え?神?尊い、、生きるかてをありがとうございます!特に現パロめちゃ好きでした、!応援してます (2022年9月23日 15時) (レス) @page13 id: a76f20d172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月海 | 作成日時:2022年9月5日 20時