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さっき彼から聞いた言葉が頭から離れなくて。
私は、アイリッシュの傍から動けなかった
ヘリコプターが東都タワーの真上へと上がっていった瞬間、走り出し蘭のいる所へと走っていった
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コナン side
1番上まで来てしまった。
もう死角もなにもない
どうする
先程怪我をした左腕が傷んだ
その時、ジャケットの下にサスペンダーが見える
そして、さっき壊されたこの東都タワーのライト…
一か八か、やるっきゃねぇ…!!
俺はサスペンダーを東都タワーの縁に引っ掛け、そのライトを掴んで思いっきり下に飛び降りた
展望デッキ付近の所まで下がるサスペンダーを、俺は体の向きを変え、膝でそのスイッチを押した
コ「いっけぇぇぇぇぇ!!!!」
ライトは上へ上へと上がって、ヘリコプターに激突した
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No side
ライトが当たったと同時、ヘリコプターは大きく揺れた
コルン「やられた!」
キャ「ちょっと、どうなってるんだい!?」
ウ「せ、制御できやせん!!」
ジ「やむを得ん。引き上げろ!」
ウ「了解!」
ジンは鋭い目で東都タワーの方を見ていた
ジ「(何だ…何者なんだ!?)」
その後、ヘリコプターは何度が爆発し、東都タワーから離れていった
江戸川コナンは、その様子を追跡メガネで見ていたのだった______
ベ「(さすがシルバーブレット…やるじゃない)」
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貴女side
わたしは蘭の元へ駆け寄り、彼女の手を握って、その隣に一緒に横になる
そのままそっと目を閉じた。
目を覚ました頃には、警察の皆さんが来ていて、蘭の怪我も手当てが済んだあとだった
わたしも寝ている間に手当をしてもらったようで、掛け布団が掛けられていた
コ「大丈夫か?」
こくりと頷くと、優しく微笑んで、そっとわたしの頭を撫でた
その後蘭の元へ行って、「事件は解決したって新一兄ちゃんが言ってた」と、蘭に伝えていた
コ「それと、電話とかももうしてきていいって…」
蘭「してきていい?」
コ「あ、してきてくださいって言ってたかな、あはは…」
蘭「ま、声が聞けただけでも良しとするか…声どころか、1年に1回しか会えない人達もいるみたいだしね」
蘭は空を見上げて微笑んでいた
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作者名:茉優花 | 作成日時:2022年7月7日 2時