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さっき彼から聞いた言葉が頭から離れなくて。




私は、アイリッシュの傍から動けなかった




ヘリコプターが東都タワーの真上へと上がっていった瞬間、走り出し蘭のいる所へと走っていった




________________
コナン side



1番上まで来てしまった。




もう死角もなにもない






どうする





先程怪我をした左腕が傷んだ




その時、ジャケットの下にサスペンダーが見える




そして、さっき壊されたこの東都タワーのライト…





一か八か、やるっきゃねぇ…!!



俺はサスペンダーを東都タワーの縁に引っ掛け、そのライトを掴んで思いっきり下に飛び降りた






展望デッキ付近の所まで下がるサスペンダーを、俺は体の向きを変え、膝でそのスイッチを押した







コ「いっけぇぇぇぇぇ!!!!」






ライトは上へ上へと上がって、ヘリコプターに激突した







___________
No side






ライトが当たったと同時、ヘリコプターは大きく揺れた





コルン「やられた!」





キャ「ちょっと、どうなってるんだい!?」





ウ「せ、制御できやせん!!」




ジ「やむを得ん。引き上げろ!」





ウ「了解!」







ジンは鋭い目で東都タワーの方を見ていた






ジ「(何だ…何者なんだ!?)」






その後、ヘリコプターは何度が爆発し、東都タワーから離れていった





江戸川コナンは、その様子を追跡メガネで見ていたのだった______





ベ「(さすがシルバーブレット…やるじゃない)」









___________
貴女side




わたしは蘭の元へ駆け寄り、彼女の手を握って、その隣に一緒に横になる




そのままそっと目を閉じた。




目を覚ました頃には、警察の皆さんが来ていて、蘭の怪我も手当てが済んだあとだった




わたしも寝ている間に手当をしてもらったようで、掛け布団が掛けられていた



コ「大丈夫か?」



こくりと頷くと、優しく微笑んで、そっとわたしの頭を撫でた



その後蘭の元へ行って、「事件は解決したって新一兄ちゃんが言ってた」と、蘭に伝えていた






コ「それと、電話とかももうしてきていいって…」




蘭「してきていい?」



コ「あ、してきてくださいって言ってたかな、あはは…」



蘭「ま、声が聞けただけでも良しとするか…声どころか、1年に1回しか会えない人達もいるみたいだしね」




蘭は空を見上げて微笑んでいた

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作者名:茉優花 | 作成日時:2022年7月7日 2時

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