08.朝とは、停学とは。 ページ9
『ん…朝…?って、えええ!?!?』
ふ、ふ、風斗が、私にくっついて寝てる…!?!?
風「んー…なに…朝からうるさいんだけど。」
『は!?だって、風斗、え!?』
風「日本語喋って。僕がここにいるのそんなに嫌なの?」
『い、嫌っていうか…なんで?』
風「別に。なんとなく。」
『な、なんとなくって…』
とりあえず風斗が離してくれたから学校に行く準備をする。
風「ねえアンタ学校行く気なの?」
…はい?
『そりゃ行くに決まってるでしょ。学校だよ!??今日は平日なんだから学校あるでしょ。』
風「そうじゃなーくーて。アンタ、今学校で酷い噂されてんじゃん。」
『は!?知ってたの!?…まぁ前よりエスカレートしたと思えば大丈夫だよ。』
風「知ってるに決まってるじゃん。むしろあれだけの騒ぎになって知らない方がおかしいでしょ。…ねえ今日は休みなよ。僕が1日付いててあげるからさ。」
『なに言ってるの。それくらいのことで学校休むなんて風斗じゃないんだからするわけないでしょっ…と、ちょっとごめん』
話途中にチャイムが鳴ったため出ようとする…が。
風「僕が出る。」
風斗が行ってしまった。
風「は?言われなくてもそーするし。てかアンタら本当にそう思ってるわけ?ありえないでしょ。もう1度考え直したら?あ、その弱っちい頭じゃ無理か!アハハじゃあね〜〜」
バタン!!!!!
小馬鹿にしたような笑いと裏腹にすごい音を立てて閉まったドア。風斗の怒りが伝わってくるようだ。
『………ねえ、誰だったの?どうしたの?』
今にも怒りが爆発しそうな風斗に恐る恐る声をかける…。
風「……風花、停学処分だって。よく調べもしないくせに何勝手に決めてんだか。」
『えっ…ていが…く…?』
停学処分
その4文字がやけに脳裏に焼きついた。
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黒川朱里 - 『かしこま』がプリパラのらぁらちゃんみたい (2020年1月1日 16時) (レス) id: 5cd4f581f9 (このIDを非表示/違反報告)
アリス姫(プロフ) - ジャスミンさん» 了解です!明後日くらいまで受け付けようと思ってるので、最終的にどうなるかはわかりませんが、今のところはこれ1本でいきますね! (2015年6月2日 17時) (レス) id: 0c0cdf0467 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン(プロフ) - アンケート?ですが、この作品一つにしぼって欲しいです。更新楽しみにしているので続き、頑張ってください。 (2015年6月2日 13時) (レス) id: 43cb043e68 (このIDを非表示/違反報告)
アリス姫(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます!これからは多分大丈夫だと思います♪ (2015年5月28日 16時) (レス) id: 0c0cdf0467 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新頑張って (2015年5月28日 10時) (レス) id: 6b495d3733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリス姫 | 作成日時:2014年12月13日 8時