02.クラスとは、日向とは。 ページ3
ふと気がついたのは夜だった。
…どうやらここは風斗と私の部屋らしい。
風「やっと気がついた。教室で倒れてたけど大丈夫なの?クラスメイトが飛び降りたって聞いて、気が遠くなった?」
『…私、倒れてたんだ…ごめん…。い、今頭が真っ白でよく頭が働かないや…』
風「僕も何事かと思ってびっくりしたけど。一応救急搬送されて、一命はとりとめたらしいから安心して。」
『そう、なんだ…よかった…』
風「でもやっぱり不安ではあるよね、もう少し休んでおけば?僕はもうすぐ仕事があるから出なきゃいけないけど、何かあったらヘタレとか呼べばいいし。」
『ん、ありがと。お仕事…頑張ってね、いってらっしゃい。私…もう少しだけ、寝ておくね。頭がいっぱいいっぱいみたい…』
風「おやすみ、風花」
☆☆☆
ー翌日ー
そう、結局翌日まで寝てしまったのだ。
風斗はもう仕事へ行ったらしく、ベッドはもぬけのからだ。
…昨日のことは夢ではないにしろ、学校へは行かなくてはならない。受験には合格しているとはいえ、まだ授業は続くのだ。
そう、思ったのに…
『あの…日向さん、私の席は…?』
いつも通りに教室に入った私は…自分の席がないことに気がついた。
絵「クスクス…もうあなたの座る席はないんじゃない?人殺しの朝日奈さん♪」
『!?…人殺し…?どういうこと?』
絵「自覚してないの?それとも罪悪感すら感じない?」
『ごめん、本当になんのことかわからない。それに人殺しなんてしてないから、そんな風に言われる筋合いない。』
絵「うわぁ〜、今井さんがかわいそう。あなたと話してるとこっちまで人の心なくしそうだからもう行くわ。バイバイ朝日奈風花さん…」
日向さんの言葉が多少気になったけど、もう行ってしまったし、いつものことだからと思って忘れることにする。
(いつもはうざいとかそういう類だった気がするんだけどな…)
机を探しに行こうかと思った瞬間…
ガラガラガラガラガラドン!!!!
すごい音がして扉が開いた。
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黒川朱里 - 『かしこま』がプリパラのらぁらちゃんみたい (2020年1月1日 16時) (レス) id: 5cd4f581f9 (このIDを非表示/違反報告)
アリス姫(プロフ) - ジャスミンさん» 了解です!明後日くらいまで受け付けようと思ってるので、最終的にどうなるかはわかりませんが、今のところはこれ1本でいきますね! (2015年6月2日 17時) (レス) id: 0c0cdf0467 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン(プロフ) - アンケート?ですが、この作品一つにしぼって欲しいです。更新楽しみにしているので続き、頑張ってください。 (2015年6月2日 13時) (レス) id: 43cb043e68 (このIDを非表示/違反報告)
アリス姫(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます!これからは多分大丈夫だと思います♪ (2015年5月28日 16時) (レス) id: 0c0cdf0467 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新頑張って (2015年5月28日 10時) (レス) id: 6b495d3733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリス姫 | 作成日時:2014年12月13日 8時