レンタル―59― ページ18
赤司side
僕は病院に向かう前に、とあるアパートへと立ち寄った
そして、桜庭と書いてある標識のインターホンを鳴らす
?「はーい。……えーっと?」
赤「初めまして、突然夜分遅くに申し訳ございません。桜庭Aさんのご自宅でお間違いないでしょうか?」
父「そうですけど……娘に何か用事ですか?生憎娘は出かけてまして……」
赤「いえ……その事なのですが、突然の事で信じ難いかもしれませんが、Aさんが交通事故に遭い病院に搬送されました」
父「え……!?そ、それは、本当なんですか!?」
赤「はい。もしよろしければ僕がご家族を病院までお連れ致します」
父「で、でも、そんな迷惑じゃ……」
赤「一刻も早く病院へ行きたい気持ちは僕も同じです。ですので遠慮せず車に乗ってください」
父「ありがとうございます……!えっと……失礼ですが、娘とはどういったご関係で……?」
赤「Aさんとは……友人と言う程の間柄ではありません」
僕達の関係は言葉で表すには曖昧すぎる
父「それならどうして娘の事を……」
赤「差し出がましい事は重々承知です。ですが、僕はAさんの事を慕っています。それは、将来の伴侶として迎えたいという意味です」
父「慕っている……!?伴侶……!?」
赤「正式な場でもなく、このような申し出をした事……どうかお許しください」
空「父さんどうかしたの……?その人、誰……?」
父「えぇ、あ、え、あ……!?」
空「夏ー!父さんがおかしくなったー!」
突然いろんな事が起こりすぎて、どうやらAさんのお父様をパニックにさせてしまったようだ
赤「お話の途中すみません。とりあえず、病院へ急ぎましょう」
父「は、はひ……!」
それから何とかして支度を終えた家族を連れ、Aさんが搬送された病院へと急いだ
病院に着くと、既に手術は終わったのか、病室へと案内される
でも僕は病室の前で立ち止まった
赤「桜庭さん、後ほど少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
父「それはかまいませんが……中に入らないんですか?」
赤「はい。僕はまだ入れないので……そこの休憩スペースでお待ちしております。ゆっくりAさんの安否を確認した後でかまいませんので」
父「わかりました」
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物語りもラストスパート!
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みかん(プロフ) - みさきさん» ひゃぁぁぁ完結した後でもコメントいただけて嬉しいです(´;ω;`)!!私の作品が少しでも楽しんでもらえてよかったです(*´`) (2019年11月17日 17時) (レス) id: f2ad1a9682 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - すっごい面白い!いゃ〜自分名前でやるのはドキドキが、止まらなくなりますね! (2019年11月17日 16時) (レス) id: 8ee38b95ef (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 紅蓮さん» わぁぁぁありががとうございます(泣)そう言っていただき、作ってよかったなと勇気付けられました( ´:ω:` )他作品や新作でも頑張ります!!最後まで読んでいただき本当にありがとうございました(泣) (2019年9月26日 17時) (レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - この作品とっても好きです!完結したことが嬉しくもあり、悲しくもあります笑次も頑張ってください! (2019年9月26日 15時) (レス) id: 167b4beba7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ハル子さん» コメントありがとうございます( ´:ω:` )!!他作品も読んでくださったんですね!!その中でもこの小説を気に入っていただき本当に嬉しいです(泣)更新がんばります!! (2019年8月30日 9時) (レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/alice99101/
作成日時:2019年8月29日 14時