―27―問題の先送り ページ27
先日の出来事から、私の仕事量は格段に軽減された
これは後から聞いた話だけど、実渕先輩が問題のマネージャーたちをこっぴどく叱ったのだとか
でも一番驚いたのは、原因を突き止めて教えてくれたのが黛先輩だったこと
どうやらマネージャー達は、いきなり現れた新人がレギュラーメンバーと親しげなのが気に食わなかったと陰でぼやいてたらしい
私がその話を聞いて黛先輩にお礼を言うと、
千「俺は何もしていない」
の一点張りで、相変わらず素直ではなかった
それからの日常は、バスケ部の先輩達と赤司くん、奇妙で穏やかな時間が過ぎていった
でも私の身の回りに、一つ変化が起きていた
「ねぇねぇ、さっきの問題分かった？」
『え、あ、私も分からなくて……難しかったよね』
「だよねぇ！ね、良かった移動教室一緒に行かない？」
『っ！う、うん！』
クラスメイトに話しかけられるようになった
どうやら私は校内でちょっとした有名人らしい
「藍沢さんっていつも無表情だから話しかけにくかったけど、意外とそうでもないんだね」
『え、私ってそんな感じだったの？』
「うん。笑ってる所見た事ないし、赤司くんのセキュリティガードしてる先輩達と一緒にいるし。ほら、あの先輩たちと仲良くなる人他にいないじゃん」
『そうなの？』
「だから藍沢さんって先輩達に弱みでも握られてるのかなって皆噂してたけど、普通に仲良くしててびっくりしちゃった」
赤司くん率いるバスケ部レギュラーメンバーは、別名セキュリティガードマンとして意外と有名なんだとか
赤司くんに告白した女子はガードマン達に裏で絞められるとか……？
いやいや、まさかそんなはずは……
玲「あら、本当の話よ」
『え』
先輩達に事実確認してみると、意外な答えが返ってきた
玲「ただ絞めるなんて誤解よ」
『で、ですよねぇ;;』
玲「ただ征ちゃんの事本気で好きなのか品定め程度に尋問するだけよ」
永「ま、大体赤司の顔だけで近づいてくる奴ばっかだけどな」
小「そうそう、変なのと関わり始めたらバスケ部に影響しかねないしなぁ」
『私は尋問されないんですか？』
玲「だって、Aちゃんは征ちゃんに選ばれた女の子だし」
永「Aなら赤司をやっても文句は言わねぇ」
小「Aは特別ってわけ！」
「「それで、いつ赤司/征ちゃんと付き合うんだ/の？」」
『そ、それは……;;』
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みかん(プロフ) - ゆな子さん» まさか、知らないうちににゃんこ大戦争ネタが混じってたンスか!?((黄瀬風（笑）コメントありがとうございます！！ちゃんと可愛い赤司様になってたみたいで良かったです（泣） (2019年8月23日 11時) (
レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな子(プロフ) - 無性に『にゃんこ大戦争』を思い出したのだよ。((緑間風 赤司様様可愛いです// (2019年8月23日 10時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» いつまでもリプ返す私もいけないんですけどwwおやすみなさい(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - ありがとうございます！今度こそほんとに落ちますね（笑） (2019年6月17日 23時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» 夜分遅くにこちらこそありがとうございます！遊びに行かせていただきます(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2019年5月9日 13時
