―23―氷雨 ページ23
『由良お願い!大丈夫だって!』
由「いいえ、もう黙ってられないんだから!」
次の日、
また赤司くんの所へ直談判しに行こうとする由良を、私は必死に止めていた
その時
玲「Aちゃんこんな所にいたのね!今すぐ来てちょうだい!」
『実渕先輩!で、でも、今は由良が……』
玲「バスケ部の事で征ちゃんから召集がかかってるのよ!Aちゃんのことで!」
『え、私!?』
由「それ、私も同席してもよろしいかしら。私もAのことで赤司に話があるんです」
玲「征ちゃんに聞いてみないと分からないけど……とにかく、早く来て!」
私は実渕先輩に急かされバスケ部のミーティングルームへ行く事になった
中に入ると、1軍メンバーの数人と、マネージャーの先輩たちがいた
マネージャーの先輩達は顔が青ざめている
由「今日という今日は説明してもらうわよ」
赤「藍沢、今君に構っている暇はない」
由「それなら、Aを今すぐ退部させて!あんな遅い時間まで仕事させて、何様のつもりなのかしら!」
赤「!」
『ゆ、由良……』
私はぎゅっと由良の腕を掴む
お願い、これ以上大事にだけはならないで……
千「こいつらがAに余計な負担をかけてたんだよ」
『え……?』
玲「つまり、何も知らないAちゃんをいいことに、仕事を押し付けてたのよ」
「ご、ごめんなさい」
先輩が私に向かって頭を下げる
『そ、そうだったんだ……』
私、また何も気付いていなかったんだ
私は居た堪れなくなり、その場を飛び出した
*
No side
Aが出て行った後、由良は赤司に言い放った
由「Aが傷ついたのはあなたのせいよ。傍にいながら気付けないなんて……もうAに近づかないで」
赤司は反論せず、由良はそのまま教室を出て行った
永「赤司だけのせいじゃねぇだろ」
小「うん。気付けなかった俺らの責任でもあるし」
玲「征ちゃん、Aちゃんを追いかけてあげて?きっと待ってるわ」
赤「……」
赤司は一瞬迷いを見せるが、そっと教室を飛び出た
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タイトル回収があまりできていない気がする('ω')
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みかん(プロフ) - ゆな子さん» まさか、知らないうちににゃんこ大戦争ネタが混じってたンスか!?((黄瀬風(笑)コメントありがとうございます!!ちゃんと可愛い赤司様になってたみたいで良かったです(泣) (2019年8月23日 11時) (レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな子(プロフ) - 無性に『にゃんこ大戦争』を思い出したのだよ。((緑間風 赤司様様可愛いです// (2019年8月23日 10時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» いつまでもリプ返す私もいけないんですけどwwおやすみなさい(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - ありがとうございます!今度こそほんとに落ちますね(笑) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» 夜分遅くにこちらこそありがとうございます!遊びに行かせていただきます(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかん | 作成日時:2019年5月9日 13時