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―15―体調管理はしっかりと ページ15

『何とかなるとは言ったものの…………こんなに忙しいなんて聞いてなーい!!』




バスケ部のマネージャーになって早一週間

私は既に音を上げそうになっていた。いや、上げていた


朝練から放課後練、土日ももちろん休みなどない

その間部員のタオル準備やドリンク作り、記録係にモップかけ、ボール準備に遠征の日程表作りとその他もろもろえとせとら……

猫の手も借りたいとはまさにこのことだ




永「お前大分やつれたな」


『あ、根武谷先輩……お疲れ様です』


玲「あらやだ、クマが出来てるわよ?ちゃんと寝てるの?」


『んー……勉強もしていたらついつい夜更かし気味と言いますか……』


小「Aー!とぉ!」


『ぐえっ!』




葉山先輩の突進に耐え切れるわけもなく床に押し潰される




玲「ちょっと小太郎!さすがに潰れちゃうわよ!」


『葉山先輩……早く退いてください』


小「なんかA元気なくね?」


『誰のせいですか!!』


小「あ、A鼻血出てる!」


『え、嘘、うわっ!』




鼻血と言われ手を当ててみると、確かに手が赤く染まっていた

誰かがティッシュティッシュと叫んで急いで持ってきてくれる




永「おいおい、本当に大丈夫か?」


『えぇ、まぁ……ティッシュ詰めとけばその内止まると思います』


玲「それってヒロインの絵面的にどうなのかしら……」




そうは言っても時間は待ってくれない

やることはまだまだ山積みだ。早く動かないと――




玲「Aちゃん!?」




最後に見えたのは、皆の驚く顔だった









数回瞬きをすると、白い天井と声が降ってきた




赤「目が覚めた?」




私を覗き込む赤司くんがいる

あ……赤司くん……近いな……




赤「A?」




そういえば……なんで赤司くんがいるんだろう……夢?

そんなことを考えていると、赤司くんは優しく私の頭を撫でた


そこでハッと意識が戻る




『夢じゃない!?』


赤「思ったより元気そうだね」




私はガバリと勢いよく起き上がった

さっきの体勢といい近さといい……もしかして私、赤司くんに膝枕してもらってた!?




『な、なんか、いろいろと、状況が把握できないような……』


赤「Aは貧血で倒れたんだよ」




そう言われてみれば、確かに鼻血を出して、それからのことを覚えていない

―16―不器用と鉄分→←―14―自立の一歩



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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 洛山高校   
作品ジャンル:恋愛
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みかん(プロフ) - ゆな子さん» まさか、知らないうちににゃんこ大戦争ネタが混じってたンスか!?((黄瀬風(笑)コメントありがとうございます!!ちゃんと可愛い赤司様になってたみたいで良かったです(泣) (2019年8月23日 11時) (レス) id: 7906a9a948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな子(プロフ) - 無性に『にゃんこ大戦争』を思い出したのだよ。((緑間風  赤司様様可愛いです// (2019年8月23日 10時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» いつまでもリプ返す私もいけないんですけどwwおやすみなさい(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - ありがとうございます!今度こそほんとに落ちますね(笑) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - アンズさん» 夜分遅くにこちらこそありがとうございます!遊びに行かせていただきます(^^) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 316c9723b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん | 作成日時:2019年5月9日 13時

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