芋ジャージ眼鏡っ娘は赤司くんにバレました【黒バス】

19.赤司の隣 ページ19

『ねぇ赤司』


赤「なんだ」


『すっごい周りから視線を感じるんだけど……これは気のせいでしょうか』


赤「俺たちが一緒に歩いているのだから仕方ないだろ。いちいち気にするな」




コソコソ話している女子もいれば、今にも生気がなくなりそうな人もいる

……って、後者の人死にかけてるじゃん大丈夫かな


そもそも赤司の隣を歩きたい女子なんて山ほどいるはずなのに、私なんかがいて平気なのかな……




『ねぇ赤司』


赤「今度は何だ」


『あの人の方が赤司に似合うと思うんだけど』




その時ちょうど通りかかった黛先輩を指差す※人に指を指してはいけません




赤「どうしても俺を怒らせたいみたいだね」


『だめかぁ。あ、じゃぁあの辺りにいる可愛い女の子なんてどうかな!?なんか赤司のことめっちゃ見てるし！』


赤「あぁ、彼女ならもう手をつけたが、彼氏になってくれってしつこいから切ったんだ」


『なるほど！赤司！私の彼氏になってよ！』


赤「おい……お前が本気じゃないことくらい分かっているんだからな」


『だよね〜』




赤司はどうやら縛られるのが好きではないらしい

自分は縛るくせに……

まぁ、BのL目線だったら大好物だけど





赤「さっき、Aは黛が普通に見えていたのか？」


『え……先輩って……もしかして見えてちゃやばい人？私幽霊とかおばけ苦手なんだけど……』


赤「違う、黛は黒子並に影が薄いんだ。そうそう気づかれる存在じゃないってことだ」


『あぁ……私、昔からよく人間観察してるからそういうのあんまり分からないっていうか……』




赤司、さり気なく2人のことディスってたな←

まぁその影の薄さ？で実際バスケで大活躍してたからいいんだろうけど




桃「あれ？赤司くんとAちゃん！」


『さつきちゃん！』




私はさつきちゃんを見つけるなり愛情表現として後ろから抱きついた

BのL好きな私でも可愛い女の子だって普通に好き

特にさつきちゃんは美人だし優しいし頭いいし巨乳だし←


なんだかんだ誠凛と桐皇は交流があってバスケ部マネとしてアドバイスをもらったこともあるし、同い年ということで自然と仲良くなった

リコは敵視してたけど……

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