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「ガキのくせに
大人をからかうとは
いい度胸だ、
よろしいその度胸に
グリフィンドール10点減点だ。」
「なんで減点するんです.......んぅっ.....」
言いかけた言葉はスネイプの口内に吸い込まれる
歯列を割って入ってくる生暖かいもの
逃げ回る舌を捕まえては吸って、離して、
再び捕らえて、
ルーピンとは違うそのキスに、
動き回る舌の感触に、
Aは抵抗できずにいた
ゆっくりと唇が離れれば垂れていくのは
どちらのものか分からない唾液
「.......厭らしい。」
とろけた目で自分を見つめる
Aを見下ろし鼻で笑う
肌蹴たブラウスから見えるその紅い花が
何故か今は見たくなかったスネイプは
その首元に舌を這わせ重ねるように
歯を立てて吸い付いた
「.......っ、せんせ、駄目です、」
「ほう？こっちはそうでもないようだが。」
蛇のように這うその冷たい手が指が
するすると服の中に入ってくる
抵抗しようとしても
その力に押さえつけられていて動けない
どうして、と
Aが零したその言葉は
スネイプの唇に吸い取られていった
スネイプは彼女の髪から香る
その甘い匂いに狂いそうになっていた
彼女からのキスで意図も簡単に理性は崩れ
ダメだと分かっていても体が言う事を聞かない
鼻を掠める甘い香りは、まるで、薬のようで、
目の前で息を乱す少女は儚くて、美しくて
彼女の抵抗が弱々しいのをいい事に
スネイプは自らの欲のままにAに触れた
「......せんせ、.......も、っと......」
きっと無意識に呟いたであろうその言葉
彼女の唇から零れたその言葉に
唯一残っていた少しの理性さえ崩れ去った
そして、その白い体に
何度も何度も紅い花を咲かせ
自分のモノ、であるという印を刻み込んだ
彼女に愛を注いでいる誰かから
今、彼女を奪っている
そんな事実が余計スネイプを興奮させていく
彼女の体をベッドまで運べば
後はその熱に身体を預けるだけだった
スネイプの荒い息遣いと
Aの甘い鳴き声だけが
静かな地下室に響き渡っていた
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しょこら(プロフ) - はじめまして！素敵な作品すぎてコメントさせていただきます！本当にこの作品大好きで何回も読ませてもらってます！ちなみに今から4回目行ってきます！笑どのキャラの心境も繊細に書かれていて見る度惹き込まれます…これからもusagiさんの作品楽しみにしています！ (2022年1月24日 23時) (
レス) id: a91831a4da (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - 拙さん» そう言っていただけて、嬉しいです！これからも御付き合い頂けると嬉しいです:) (2019年12月8日 17時) (レス) id: 569eb0a44e (このIDを非表示/違反報告)
拙 - こういうの凄く好きです。色々な人の心情が分かって面白いです。ルーピンもスネイプも大好きなので本当にありがとうございますｍ(｡≧Д≦｡)ｍ (2019年12月8日 15時) (レス) id: c3f8edfab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：usagi | 作成日時：2019年10月26日 14時
