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それによっては、参加しない方がいい。お人好しでキャスターを討伐して、最後の一撃だけ誰かにとられたんじゃたまったもんじゃない。それに、最悪自分のサーヴァントの宝具を見られるという心配もある。
sya「まあ、それは…あれやな…」
言い淀んだアサシン。
sya「そうならんようには言うとるけど。…ちょっと、ハッキリとした答えは今は無理」
??「だったら決まりやな。俺達は参加せんから」
sya「あ、おい！薄情な奴やな…」
セイバーの気配が消えた。
eml「申し訳ないですが、私達もお力になれそうにはありません。それでは、」
「あの、すみません。質問してもいい、かな…」
後ろを見ると、おずおずと手を挙げたAさん。質問ってなんや？
sya「勿論どうぞ」
「あの…あそこにまだ囚われているのが、バーサーカー…ってことであってる？」
sya「せやで」
「救出ということは、まだ生きてる…ってこと…？」
アサシンは大きく息を吸って、少しだけ吐いた。
sya「そういうこと」
後ろでAさんが「よかった…」と息を漏らす。
「それじゃあ、」
eml「ストップ。…あなたもしかして、バーサーカーとそのマスターを助けに行こうなんて思ってませんか？」
彼女に詰め寄ると、「いや、あの…」と歯の奥に何か詰まったみたいに言葉を止めた。
eml「それは却下です。そもそも、Aさんは私のサポート役でしょう？勝手に決められては困りますし、何より自分達にとって分が悪すぎます」
彼がロボロというあの魔術師だったということが分かったのは大きいが、対策が打てるわけではない。
eml「人助けに来たわけではないですよ」
「…でも彼らは、私達を助けてくれましたよ…」
人間的に誤っているのは自分の方だ。しかし、魔術師的に、いや、聖杯戦争のことを考えたら間違っているのは彼女の方だと思う。彼女は一歩踏み出し、アサシンに告げた。
「キャスター討伐、ライダーと私は参加します」
sya「ほんまに？良かったー…俺と合わせて二人やな」
zm「いや、三人やで」
自分達とアサシンの間に降ってきたのはアーチャーだ。上を見れば、暗いままのライトがぐらぐらと揺れている。
zm「俺も参加するわ。借りは返さんと」
sya「心強いなー！三騎士の一人がおってくれたら」
しかし、それに良く思っていないのがこの場にもう一人いた。
zm「っ！」
アーチャーがいた場所には、ハルバートが刺さっていた。寸前で避けた彼は、楽しそうな声色でハルバートの持ち主に言う。
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骸(プロフ) - Alexさんの作品いつも読ませて頂いてます。Alexさんの書く世界観がとても好きです。ところで質問ですがrbrさんのモデルとなった人物ってありますか？あったら名前を教えていただけると嬉しいです。 (2019年5月30日 0時) (
レス) id: 8d449d26e0 (このIDを非表示/違反報告)
もぐ(プロフ) - 前々からAlexさんの作品が大好きだったので、このfateパロ作品が見られてとても嬉しいです。サイトを移行すると見たので、こちらのサイトでまた見られて嬉しいです。更新楽しみにしてます (2019年1月3日 18時) (レス) id: cce4af5beb (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - ろっぴさん» お待たせしました！徐々に更新して参りますので、ぜひご覧くださいませ！ (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - いちごねこ(コハル)さん» コハルさん、ありがとうございます！これからはこちらで更新しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2018年12月30日 22時) (レス) id: c11bbf90de (このIDを非表示/違反報告)
ろっぴ(プロフ) - このような作品まってました!!!!更新頑張ってください!!!! (2018年12月30日 21時) (レス) id: 213a7ff013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2018年12月29日 22時
