中性度9% ページ14
まさかじゃんけんで一人負けするとは・・・見事な負けかただったよ。うん。
うらたさんと坂田さんは私と買い物で大丈夫だったのかな。心配。
「なあなあ。」
「なんですか？」
「緊張しとる？」
「うっ・・・。まあ、だいぶ。」
「真面目やなあ。」
いやいやいや！誰でもあんなスーパースターみたいな人たちといて緊張しないはずがないよ！？
うらたさんまでもが
「もっと楽に考えていいんじゃね？」
なんて言うものだから余計に緊張しそう。
「ま、あんまり気にすんなよ。・・・あー、女性にこんなこと聞くのって失礼なのか。」
「？」
「何々？Aさんの年齢のこと？」
「あっ、おい坂田！」
「ふふっ。そんなこと気にしてないですよ？」
「「・・・！」」
「！？ 何か悪いことしました？」
「いや、笑顔。」
「綺麗やなって思ったんや！」
面と向かって笑顔が綺麗なんて言われたので顔が熱を帯びるのがわかった。表情には出してないので大丈夫だと思う。
「えっと、年齢ですか？もしかすると皆さんの中で一番年下かな？」
「えっ。まじで？」
「俺、当てる！」
「スーパーに着くまでに当ててくださいね。」
「任せろ！」
そう、坂田さんは意気込んで年齢を挙げ始めた。
それを見たうらたさんは坂田さんに強烈な一発をお見舞いした。・・・痛そう。
「あんまり女性のそういう部分に触れるなよ。だからお前モテないんじゃん。」
「だってー。わからんもんはわからんし。」
「ちょっとは気にしろ！」
「・・・女性。そういえば先程も志麻さんにちゃん、なんて言われましたね。」
「うん？」
「女性に見えます？」
「いや、あやふやだったから一応女性なのかなって。・・・もしかして男？」
「あ、スーパー着きましたね。」
「えっ。教えてくれねぇの？」
「ちなみに私の年齢は19歳ですよ。」
「「えっ」」
ふふ、うらたさんと坂田さんはいい人そうだ。緊張、とけてきた。
「み、未成年なのか？」
「ああ、はい。」
「意外や・・・。身長はうらさんの方が年下感あるのに。」
「あ？」
「冗談やって！ごめんうらさん！」
「ふふ、確かにうらたさんは可愛らしいですよね。」
「Aまでか！？」
「ほらこれ、食材リストです。坂田さんはこれ、うらたさんはこれを買ってきてください。」
「真面目やなあ。」
「いつの間に。」
2人は感心してから各々の商品を探しに行った。
よし、私も行こっと。
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水羽(プロフ) - 遅くなりましたが続編出来ました！ここまで付き合ってくれた皆様、ありがとうございました。続編でもお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2019年9月7日 8時) (
レス) id: 499bbb9188 (このIDを非表示/違反報告)
水羽(プロフ) - 海月さん» 見てくださってありがとうございます。だらだらと長くなる気もしますが見てくださると嬉しいです。頑張ります！ (2019年8月16日 23時) (レス) id: 499bbb9188 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - いつも見てます！凄い面白いです！！更新頑張って下さい！ (2019年8月16日 21時) (レス) id: 784ea94150 (このIDを非表示/違反報告)
水羽(プロフ) - 雅夢さん» わーっ！ありがとうございます。具体的なリクエストまで感謝です。もう少ししたら書き始めますのでお待ちください。 (2019年8月1日 22時) (レス) id: 499bbb9188 (このIDを非表示/違反報告)
雅夢(プロフ) - 初コメ失礼します。めっちゃおもろいです！リクエストなんですが、夢主と坂田さんで“ボカロを歌う”でお願いします！ (2019年8月1日 22時) (レス) id: 1594fa6fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水羽 | 作成日時：2019年7月26日 21時
