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小｜中｜大｜カニバリズムとは

人間が人間の肉、または内臓を食べる行為である

その行為を行うにあたり、様々な感情がある

空腹、快楽、怒り、哀れみ、悲しみ、憎しみ…

『愛』

遥か遠く、1年中真っ白な雪に覆われた国に

人を食べる事で愛情を満たす

1人の人間が居た


━━━━━━━━━━━━━━━

外は寒い、家の中も寒い、どこに行っても寒い

暖かいものと言えば火の点る暖炉と人肌くらいだ

私は冷たくなったそれを、オーブンで温め直す

数分したところで出し、お皿に盛り付け

テーブルへと足を運ぶ

皿越しに伝わる暖かさと

鼻の奥を刺激する、とても香しいフレーバー

それだけで胸がいっぱいで

口内ではまだかと、訴える様にヨダレが出てくる

もう我慢の限界だ

私は両手を重ね、胸に当てる

短い祈りを捧げ、私はナイフとフォークを手に取る

『いただきます』

口いっぱいにほお張るそれは、幸せの味がした

喉を通ると、包み込まれるような感覚が襲う

これに変えられるようなものなんて

この世には絶対に無いと言える

私が最も愛せる

それは






人間の肉



あっという間に食べ終え、一休みしていたその者に

一通の手紙が届いたのだった執筆状態：更新停止中



















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作者名：エトセトラ | 作成日時：2020年1月11日 21時

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