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大鎌 ページ6

夢主side




「じゃあ質問を変えるぜ...手前が【悪魔の巫女】か」




悪魔...私がずっと言われ続けてきた言葉



「村に不幸を呼ぶ悪魔め!この悪魔め!さっさとこの村から出ていけ!!」



「人を不幸にする悪魔に生きている意味なんてないわ!!」



村人達が言った言葉が次々と頭の中で回り続ける


『....うっ』




嫌だ、気持ちが悪い




「...やっぱりか、芥川こいつを連れて帰るぞ」


そう言って一人が私に近づく



『っ!来ないでっ!』



そう言ったのと同時に入り口に向かって走り出した



「...チッ、追いかけるぞ芥川!」



後ろから二人分の足音が聞こえる



ジャラジャラ


『ハアッ...ハア』



鎖が足に絡み付いてうまく走れない


『(追い付かれちゃう!!)』


そう思った時ふとある疑問が頭を過った



...私なんかを捕まえてどうするつもりなんだろうか



何の為に私を連れて行こうとするんだろう









....答えは判りきっている


『(どうせ、私を何処かに売ろうとしてるんだ!お金の為に私を捕まえようとしているんだ!!)』




...過去に一度そういう事があった



『嫌だっ!....離してっ!』
「こいつは高く売れそうだな...村長こいつ貰ってくわ」



『嫌だぁっ!離してよっ!!』



私は必死に抵抗した怖かった、恐ろしかった









『.....嫌だっ!!止めてっ!!!』

私が思い切り叫んだ瞬間


「.....グワァッ!」

私の腕を掴んでいた男が倒れていた

『ぁ、あぁ...っ』


私はその場に座り込んだ
私の手には黒い大鎌

「...あ、悪魔じゃ!」


村長が私を指差して叫んだ



その大鎌からは...鉄の匂いがした

おしゃれ帽子と黒外套→←鎖の音


ラッキーアイテム

ドレス

ラッキーカラー


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(プロフ) - ひどいwwwwww (2017年9月17日 18時) (レス) id: 7ce136ab98 (このIDを非表示/違反報告)
- 文が壊れた(・_・) (2017年9月17日 16時) (レス) id: 19737264b4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 亮さん» ははっ、僕(ピー)マウスだよ!((( (2017年9月12日 21時) (レス) id: 7ce136ab98 (このIDを非表示/違反報告)
- ははは (2017年9月12日 15時) (レス) id: 19737264b4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 亮さん» 何じゃそのかおwwつかマジでメールしてきて驚きだったww (2017年9月11日 19時) (レス) id: 7ce136ab98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年11月6日 21時

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