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十二話 ページ13





暫くして2人はソファーに座りながらお菓子を食べていた





「これおいしい!!」





私に見せてきたのは綿菓子だった。精一杯口を開けてもぐもぐする姿はまるでリスの様だ




「良かったねA」




「うん!!にいしゃんもたべる?」




小さな手の中にある綿菓子を私に差し出してきた。あれ?綿菓子は手で掴むものだっけ?




「貰おうかな」




そう云うとAは嬉しそうな顔をして私の口元まで手を持ってきた




私は特に何も考えずAの手首を掴んで指ごと綿菓子を口に含んだ


ゆっくり指を口から抜いてAの顔を見てみる




びっくりしたようで目をパチパチさせてこちらを見ているAと目があった




「にいしゃんおいしかった?」





「ああ、美味しかったよ」




「もっとたべりゅ!?」




「いや、もう大丈夫。少し乱歩さんたちと居てくれるかな?」





「あい!!」




私は少し早歩きで探偵社を出て、裏路地に入った



壁に寄りかかり口元に手をあてる



少し顔が赤くなってる気がした




(何やってるんだ私、あんなに小さな子に…)




しばらくそこから動く事が出来なかった

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まっちゃ - すごく面白いです。更新待っています (2021年5月16日 18時) (レス) id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - とても面白くて続きが気になります!更新頑張って下さい!(p`・ω・´q) (2019年7月15日 1時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 美紀さん» 更新ペースを上げられるように頑張ります (2018年3月1日 17時) (レス) id: 2a0f9d1f23 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます。漫画を無くしておりました←頑張ります (2018年3月1日 17時) (レス) id: 2a0f9d1f23 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 文スト大好きですこの小説最高です (2018年2月27日 19時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年7月25日 21時

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