【黒バス】青春MEMORIES【中学編３】

＊ Memory９２ ＊ ページ24

貴方side








貴「はぁ・・・」





征十郎に言われた言葉と、テツヤに言われた言葉が頭から離れなかった。


・・正直、どっちを選んでいいか分かんない。






自分の行きたい道なんて、分からないよ。







？「おい。そこ使うんだけど」


貴「え・・あぁ、ごめんなさい」







目の前には、高身長の怖そうな人。


バスケットコートの中にあるベンチに座ってたから邪魔になっちゃってたみたいだった。







？「・・なんかあったのか？」


貴「いや・・まぁ」






私がなかなかどかないから心配してくれたのかな？


・・見た目で判断しちゃいけないもんだな。







？「はぁ・・吐き出した方が楽になると思うぜ」


貴「そうかな・・実はね＿＿＿」







名前も知らない、初対面の人にすべて話した。


その人は何も言わず、最後まで話を聞いてくれた。







貴「どう・・かな？」


？「んーー、分かんねぇ」


貴「あははっ、だよね」






急にこんな話されても困るよね。

困らせちゃったかな。







？「けど、お前の彼氏、放っておくとどーにかなっちゃいそうだよな」

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