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文通26 ページ27
御幸side
「御幸くん！これ！」
そう言ってこの暑い中
水筒を持ってきたのは確か同じクラスの…
「……中野さんだっけ？」
「え？」
「あっ、ごめん違った？」
「ううん！全然大丈夫！中田だよ！」
「中田さん、ありがとう」
そう言うと少し顔を赤くして帰って行った。
あんま好きじゃないタイプ。
クラスでいっつもうるさいし。
でもちょうどドリンクをマネージャーからもらったのが切れてしまっていたので
もらっておいた。
さっそく飲もうと水筒を開けて口に運んでみたら
お茶が入っているだろうと思っていたので驚いた。
中にはレモン水が入ってた。
「わりと美味しいじゃん」
洗って返そうと思い
ベンチに置いておいた。
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作者名：そら | 作成日時：2016年1月21日 20時
