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想い27 ページ28

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ああ言われると

一番泣けてくる。






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＿＿＿＿＿俺はお前そのものが好きだったよ





私って成宮にそんなに惨めに思われてたんだ…

あのプライド高すぎの成宮に嘘つかせるくらい…







「ダサいな…私…」






嫉妬して逆ギレして泣いて…





もう最悪じゃん。









空を見上げてふーっと息をする。

少し涙が止まった。







「……諦めよ」






彼女には叶わない。






だから、もう諦める。

彼への想いは無かったことにす…








「バカじゃないの」









ふいに後ろから聞こえてきた声。





慌てて振り向くと

さっき別れたはずの成宮が立っていた。









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作者名：アクアブルー | 作成日時：2016年4月10日 17時

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