今日:24 hit、昨日:0 hit、合計:162,521 hit
小|中|大
想い19 ページ20
・
あと二日で……二日で…
ザー
「ちょっA!?何でシフォンケーキ作るのに塩そんなに入れてんの!?」
「わっ!ごっごめん!すぐ砂糖を…」
「あーっ!それグラニュー糖!!」
・
・
「なんとか…誤魔化せたかな…」
「うん…まずくは無くなった…ごめんなさい…」
家庭科にてシフォンケーキを作っていたら
私のせいで散々なことになった。
班は料理部の子がたくさんいて本当ならクラスで一番美味しいのを作れるはずだったのに…
「いいのいいの。なんかあったの?」
「まあ無かったといえば嘘になるけど…
でも本当に個人的なことだから…そのことのせいには出来ません…」
「大変だね…Aも」
「あはは…」
力なく笑っていると
パシッと腕を掴まれ立たされる。
「はぁっ!?ちょっと!?」
「良いから黙って着いてくる!!」
私の腕を掴んで引っ張っていたのは
成宮だった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
311人がお気に入り
311人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アクアブルー | 作成日時:2016年4月10日 17時