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想い16 ページ17








「そういえばそのクッキーどうしたの?」

「あー…これ、なんか『勉強大変だと思うんで栄養補給で良かったら食べてくださいっ!』って一年の女の子から♡」






「……勉強、『全く』してないのにね」




まったくを強調してやったのに

嫌味と読み取っていないらしく「そうなんだよねー」と首を傾げている。





ダメだ。通じてない。








「あげよっか?」

「遠慮しとく。

成宮のために作ってるんだし、その子の気持ち考えればもらっちゃいけないってわかるよ」







そう言うと「ふーん」と言ってまた参考書を見る。























いや、それ私のですから。








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作者名:アクアブルー | 作成日時:2016年4月10日 17時

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