03.私の要望どうり ページ4
校内に入り、校長室の前で待機。
校長先生から色々話を聞かなきゃならないらしい。めんどくさい。
「皆は？まだなの？」
「もーすぐだと思うけど…」
「「「「「おーい！A！」」」」」
「あ！カラ松！チョロ松！一松！十四松！トド松！」
やっと７人揃った。これで作戦も練れる。
「ご、ごめん…色々手間取って…」
「大丈夫よ。チョロ松にはいつも苦労かけてばっかりでごめんね」
「いや！大丈夫！」
自称常識人のチョロ松には、この学校の裏ルートについて調べてもらってた。
「ふっ、準備はＯＫだぜカラ松ｇｉｒｌ…」
「ありがとう。学校でその性格は出さないでね」
厨二病のカラ松には、学校の掲示板をチェックしてもらった。
「ほい…まぁざっとこんなもん」
「ありがとう一松。後でお礼あげるね」
一松から校内の様子の写真を貰った。
「できたよー！だからやきゅーしよやきゅー！」
「ありがとう。後でね」
十四松には親子関係や上司関係をチェックしてもらった。
「こっちもバッチリ！ここの子馬鹿な子多いね。簡単にパス開けれた」
「ありがとう！トド松。流石ね」
トド松には、生徒同士の関係ややり取りをチェックしてもらった。
「あと、貴方達には今回【クラスのムードメーカ】やってもらうわ。よろしく」
「「「「「「了解」」」」」」
さぁ。準備は整った。手駒は揃った。
後は…。
「え…？この６人を同じクラスにしてほしい…？」
「はい。お願いします」
校長室の中に今いる。学校の説明も終わった。
そして今、校長にこの６人が同じクラスになれないか交渉している。じゃないと計画が始まらない。
懇願してるけど、頭は下げない。
「で、でも…」
「…」
私は笑ったまま、校長先生に囁く。
「――――――…」
「！」
校長先生が青ざめた顔をする。そりゃそうでしょうね。トップシークレットが転校生にばれてるんだから。
「わ、わかった！お願いだからばらさないでくれ！」
「そうですか。ありがとうございます」
小さくお辞儀し、その場を去った。
さぁ。
舞台の始まりだ。
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?なな?(プロフ) - こういう作品大好き。続き楽しみにしてます！！ (2020年3月24日 14時) (
レス) id: 61e287ec23 (このIDを非表示/違反報告)
カイバ(プロフ) - 葵莉鈴さん» コメントありがとうございます！遅くてすみません…。頑張ります！ (2016年12月24日 20時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)
葵莉鈴 - 続きが気になりますなぁ← 更新されることをめっちゃ楽しみにして待ってます！ (2016年12月23日 13時) (レス) id: d41ef80d0a (このIDを非表示/違反報告)
カイバ(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年4月29日 8時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続きがめちゃくちゃ気になりマッスルマッスル！ (2016年4月29日 7時) (レス) id: ab42f2a0a5 (このIDを非表示/違反報告)
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