ノイン・レクレシオス〜地球の戦士と宇宙の巫女〜 ７

第３０３話 ページ7

明世サイド

翌日、私宛にエアメールが。

差出人はお父さんのようだ。

お父さんは数ヵ月前からオーケストラ楽団を設立し、世界ツアーもこなしている。

明世「手紙の中身は……え？」

『明世へ

元気にやっているか？

お父さんは元気だぞ。

さて、本題だ。

明世に頼みがある。

俺のオーケストラ楽団『EMPEROR』の世界ツアーに特別参加してみないか？

参加するのであれば、日本時間で４日後にイタリアに来てほしい。

そうすると、出発は明日になると思う。

ここに飛行機のチケットも挟んでおく。

期間は来年の４月の頭までだ。

では、イタリアで待っているよ。

神凪彼方より。』

嘘…！？

明世「お父さんのオーケストラ楽団に特別参加？」

日本を離れなきゃいけないの…？

それ以前に、秀明と数ヵ月…離れなきゃいけないの？

参加したいけど、秀明のことを考えると…

明世「ここは、１人で悩むより…」

あの時の洋一先輩の言葉を思い出し、私は咲夜、洋一先輩に相談することに決めた。

手紙のこともだけど、ソルやヒナタ、マテリア、オリジンのことも相談しなきゃね。

確か、咲夜…洋一先輩の部屋にいたよな。

栄純もいない時間帯だから、栄純が戻ってくる前に相談しなきゃね！

私は５号室へ。

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