ノイン・レクレシオス〜地球の戦士と宇宙の巫女〜 ７

第３０７話 ページ11

明世サイド

翌日、私は空港にいた。

もちろん、秀明、信二、栄純、暁、春市は見送りに来てくれている。

明世「見送り…ありがとうね。」

東条「当たり前だよ。彼女の見送りなんだから。」

金丸「帰国するのは、４月の頭なんだろ？」

春市「てことは、選抜の最中で帰ってくるのか。」

そう。青道は秋の県大会を優勝したので、春の選抜に選ばれることも確実となっているのだ。

沢村「一緒に甲子園に行きたかったけどな。」

降谷「…世界ツアーだから、仕方ない。」

すると、飛行機に乗る時間に。

明世「それじゃあ…私、行くね。」

私が搭乗口にむかおうとすると…

東条「明世！！」

明世「秀明…？ん！？」

秀明にキスされた…！

東条「４月…学校で待ってるから！///」

明世「うん！///」

そして、私は飛行機に乗り、日本を発った。

明世「ん？鞄の中に音楽プレイヤー？」

イヤホンも入っていたので聴いてみると…

明世「！！これは…！」

皆のボイスメッセージが録音されていた。

３年生は簡潔に一言、２年生も一言、メッセージをくれた。

次は誰だろ？

御幸『明世…お前と出会えて、毎日が充実してたぜ。今度、また料理を教えてくれよ。それじゃあ、世界ツアー、頑張れよ！』

一也先輩だった…

てことは、次は洋一先輩かな？

倉持『明世！もし挫けそうになったり、辛くなったりしたら、１人で抱え込むなよ！お前には東条がいるんだからな！それじゃ、世界ツアー、ファイトだぜ！』

洋一先輩らしいや！

となると、いよいよ、あの６人のメッセージか…

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