第55話 ページ9
明世サイド
三日月…ものすごく苦しんでる…
三日月の身体の毒を…取り除きたい…!
そう思った瞬間、身体の中から不思議と力が湧き、頭の中に言葉が。
明世「サニー・ライフ・セラピー。」
すると、太陽と生命の光が三日月の身体を駆け巡る。
東条「凄い…!」
金丸「!!三日月の顔色がよくなってる!」
春市「ホントだ!」
光が消えると、三日月の顔から苦しさがとれた。
しかし、目を覚まさなかった。
咲夜「落ち込むことはねぇよ、明世。」
倉持「今ので三日月の身体の毒が消えただろうし。」
明世「そう…ですね。」
御幸「それにしても、今の明世の技…見たことなかったな。」
沢村「それに、明世の光がいつもより明るかったような…」
降谷「…それは僕も思った。」
マテリア「…(まさか、ここまで覚醒するなんて…完全覚醒も近いかも。)」
明世「マテリア。どうかしたの?」
マテリア「いえ。なんでもないわ。とにかく、これで全員、新技が使えるようになったわ。次はいよいよ、神衣ね。」
明世「そうだね。」
すると、咲夜があることに気付いた。
見てみると、レイランが三日月の手を握りながら、涙を流していたのだ。
レイラン…もしかして…三日月のこと…
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