【カゲプロ】どろどろはにー【逆ハー？】 (ページ2)

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はにー 1 + ページ2

貴「んんんんんんんんん！！」

ソファーで一人言葉にできない嬉しさをばたばたと騒いで皆に伝える

モ「どうしたの？Aちゃん」

笑いかけながら問いかけてくるモモに笑顔で答える

貴「うん！あのねぇ、夏君がね！」

夏君とは、私がこよなく愛するゲーム「月夜の王子と千年の恋」略して月恋に出てくるキャラクターのことだ

そのゲームで一番攻略が不可能と言われていたルートをついさっきクリアしたところだった

いままでの苦労を思いだししみじみとしていたときだった

シ「Aってさぁ…黙ってれば、可愛いのになぁ」

貴「むむ」

「黙ってれば」を強調して言うシンタローを睨もうとパッと顔をあげると

顔を真っ赤にしながら絶対に痛くないようなパンチをポコンとシンタローに食らわすキドがいた

シンタローとキドは付き合っていた

こうなるのは当たり前だよね！すこし清々しい気持ちでシンタローにドヤ顔をしつつ

キドはやっぱりシンタローに弱い

付き合ってからは尚更だった

微笑ましいなぁと思いながら再びゲームに視線を戻すと

カ「ねぇ！」

私がゲームをするのを遮るように入ってきたカノの声に、若干イラッとしつつも顔をあげる

それに気付いたのか、カノはニヤリと笑って話を始める

カ「僕と如月ちゃん、明日デートに行ってくるから」

貴「おー！いってらっしゃい！楽しんできてね！」

カノがチラッとこっちを見たように見えたのでとりあえず言葉を返す

カ「…えっ」

カノが、がっかりしたのに疑問を感じつつまたゲームに視線を戻どそうとすると

シ「お、俺らも！明日デート行く！」

次はシンタローがこっちを見たような気がしたので

貴「いってらっしゃい！この流れだと、その二人もでしょ？」

なんとなく、話題をセトとマリーに振ると

セ「えぇ！？いや…俺らは「行くんだよね！？」

遮ったのはカノだった

マ「…そうなの！？」

その言葉を聞くや否や嬉々としたマリーが声をあげた

貴「カップルは皆デートかぁ！なら、私も夏君のグッズ買いに行こっかなぁ！コノハとヒビヤ！着いてきてくれる？」

シ、カ、セ『え"っ』

ヒ「お姉さんのお願いだし、僕は行くよ」

コ「うん…行く」

シ、カ、セ『え"っ』