８６話 そういえば、ここは… ページ45
「生徒会長を知らない
生徒はいないだろ？
それに私はAや了平と顔見知りだ」
……ということにしておこう。
いろいろ説明するのがめんどくさいから。
「そうなんだ！つーか、制服姿…新鮮だね」
「たしかに、似合ってんな」
「ほ、褒めたって何も出ないぞ…！？」
私たちはここが
ヤクザの事務所ということも忘れ
殺伐とした雰囲気に合わず、世間話を続けた。
「(ボソッ)…普段も今も、
お前はこいつらにすげー大切にされてんな」
隣のディーノさんが私の耳元で囁いた。
そういえば、
みんな…必死で私を追いかけてくれたし
今だって気づいたら
嬉しいことばっかり言ってくれる。
「………ありがと…」
私は、ぽつりとそう呟いていた。
「「「ん？」」」
「な、なんでもないっ」
ディーノ (素直じゃねーな…。
テレて可愛いな、まったく…っ)
そこへ──……
「何してくれてんだ？ガキどもが…」
ドバーンと、個性豊かな組長や
幹部らしき面々が登場した。
あ……そういえば、
ここって桃巨会の事務所だったっけ？
つーか、この組長……
服に“組長”って書くとか自己主張強いなｗ
そもそも桃巨“会”だから会長なのでは…？
沢田 (うわーΣ(=□=;)
すっげー強そーなの来たー……って、
闇姫笑ってない！？)
すると、組長と目が合って──……
「！！そこの女は闇姫じゃねーか！！？
てめぇ…ここで会ったが百年目だぁ！！」
私を指さして叫んだ。
「ひぃ…！闇姫、知り合いなの！？」
「あ、うん。知り合いっていうか……
この組のザコが商店街で悪さをしてたから
何度か制裁したんだ。ふふふ……
今日はその頭を潰せるんだから、嬉しいな」
沢田 (どんな中学生ライフ送ってるの〜！？)
「おい待て(意外とAっておてんばだな)
こうなったのは全てオレの責任だ、
悪かったな。
全員の治療費と備品の修理費は払う。
それで手を打ってくれ」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
ここで、読者の皆様に報告です！！
皆さまは【薄桜鬼】を知っていますか？
幕末の新選組を描いた
素敵なお話でございますね！
なんと…！大好きなあまり
その小説も書き始めてしまいました(-^∀^-)
よろしければ、
そちらの方もご覧ください♪↓↓
【薄桜鬼】〜美男剣士は、実は女?〜
ラッキー守護者
雲雀恭弥「群れたら咬み殺すよ…（その草食動物たちを）」
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チロルチョコ(｀･ω･´)(プロフ) - おもしろいです！！ラッキー守護者が六道骸だったので、うれしいです♪更新頑張ってください！ (2014年8月4日 13時) (
レス) id: c20b7c1abb (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 里桜さん» ありがとうございます！気に入っていただけて何よりです(^-^)/ (2013年5月26日 10時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2013年1月8日 1時
