７８話 打ち明けるのは… ページ37
「もちろんよ！
(可愛い妹分のことだもの)」
「Aのお願いなら聞いてあげるもんね！」
「〜〜！」
このときにはイーピンちゃんが
“分かりました！”って
言ったのがちゃんと分かった。
「ありがとう」
どうして私の周りにいる人は
こんなにも優しい人ばかりなんだろう。
「そうか。中国語も勉強中って言ってたもんな
A……いや、闇姫(ニッ)」
リボーン君は
探偵が謎を解いた時のように笑みを見せた。
はい、ご名答です。
「！？ツナのファミリーに入ったっていう
並盛最強の女のこと？」
ビアンキさんは驚いてるけど
ランボ君やイーピンちゃんは
キョトンとしている。
「はい…この通り」
そっと懐からお馴染みの仮面を取り出し、
それを被ってみせた。
すると──…
「愛用の鉄扇はどうした？
いつも持ち歩いてるんだろ？」
リボーン君は平然と私に質問してきた。
順応性高いな、オイ(゜∀゜;ノ)ノ
「うん、闇姫じゃないときは…
ココや腕に隠し持ってるよ」
仮面を懐に仕舞って、
太ももにバンドで巻きつけている
鉄扇を見せた。
基本的にはこのように
太ももや腕に巻きつけているが
その日のファッションにもよる。
リボーン (そんなトコに隠してるのか…。
ツナたちが見たら鼻血を噴くな)
「リボーン君は勘が鋭いから
いつかはバレると思ってたよ」
私は自嘲気味に笑って
秘密を明かした気恥ずかしさからうつむく。
「安心しろ。オレは口が堅いから
ツナたちには言ったりしねーし
お前から話せるようになるまで
待てばいいだろ？」
「！ありがとう…」
リボーン君の言葉に私は少し目を瞬かせた。
どうして…彼は私の心の中の不安を
理解してくれたんだ？
読心術ってやつなのか？
「そういえば、本当に体は大丈夫なのか？
(いくら並盛最強の闇姫といえども、
その道を極めたプロじゃなきゃ
相当キツイはずだ…)」
あ…今まで意識してなかったけど
息苦しさとかはもう完全に消えていた…。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
ラッキー守護者
雲雀恭弥「群れたら咬み殺すよ…（その草食動物たちを）」
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チロルチョコ(｀･ω･´)(プロフ) - おもしろいです！！ラッキー守護者が六道骸だったので、うれしいです♪更新頑張ってください！ (2014年8月4日 13時) (
レス) id: c20b7c1abb (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 里桜さん» ありがとうございます！気に入っていただけて何よりです(^-^)/ (2013年5月26日 10時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2013年1月8日 1時
