６７話 朝の目覚めは… ページ26
Aside
《〜〜♪〜〜〜♪
〜〜〜〜♪》ピッ
今朝は目覚ましよりも早く
メールの受信音で目が覚めた。
「う〜…ん……
日曜の朝っぱらから誰だ…？」
未だにフリーズしてる頭を
無理やり覚醒させて
私は枕元にある携帯を手に取る。
そして──……
────ズキューンッ☆ﾐ
なんと、メールの送り主は
可愛らしいリボーン君だったのだ！
そういえば、
連絡用として商店街で会ったあの時に
アドレスを交換したんだった…。
内容は──…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
time ６：１３
from リボーン君
sb ちゃおっス
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
久しぶりだな、闇姫。
今日は、前に言った
入ファミリー試験を
おこなうから
並中のグランドに８時に来い。
なお、
不合格の場合は、罰として
お前の素顔を見せてもらうぞ★
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
え……(゜□゜;)？
不合格したら死ぬとかじゃなくて
仮面をとるだけで済むのか…？
仮にもマフィアの試験なのに…
これじゃあ、ただの罰ゲームではないか！
いや…これはこれで私にとっては
ある意味ピンチではあるのだが…。
「とりあえず、行ってみるか…」
入ファミリー試験って、
山本のときみたいにグランドを
荒れ地にするつもりなのかな…？
それは生徒会長として全力で阻止したいが。
＊ ＊ ＊
「おはよう。そして、久しぶり」
私が来た時には、グランドには
すでにおなじみのメンバーが集結していた。
「あ！闇姫、おはよー」
「久しぶりだな…」
「よっ♪」
しかし、呼び出した張本人の
リボーン君が見当たらない。
「なあ、沢田。リボーン君はどこ？」
私が首をかしげると──…
「ここだぞ」
「っ！！」
ズガーンッ──！！
────キィーン！
いきなり背後から火薬の匂いがして、
私はとっさに腰のベルトにチェーンで
アクセサリーのように身に着けている
鉄扇を盾にして弾いた。
あ…危な…っ！
「(ニッ)…やっぱりお前は大した女だな」
そんな私を見て
リボーン君は面白そうに笑っていた。
「呼び出して早々に殺す気かー！？
常人なら確実に死んでただろうが！！」
いくら可愛くても
やって良いことと悪いことがあるだろ！？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
続く
ラッキー守護者
雲雀恭弥「群れたら咬み殺すよ…（その草食動物たちを）」
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チロルチョコ(｀･ω･´)(プロフ) - おもしろいです！！ラッキー守護者が六道骸だったので、うれしいです♪更新頑張ってください！ (2014年8月4日 13時) (
レス) id: c20b7c1abb (このIDを非表示/違反報告)
亜紀野ユキ(プロフ) - 里桜さん» ありがとうございます！気に入っていただけて何よりです(^-^)/ (2013年5月26日 10時) (レス) id: 10f640527f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜紀野ユキ
| 作成日時：2013年1月8日 1時
