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自分でも、びっくりなんだけどね？
この変わりよう。
「あー、明日オケじゃん」
『あ...』
帰り道をお兄ちゃんと歩きながら話したのは、明日のこと。
「そういやさ、翔くんオケの顧問になるらしいよ」
『へー、そうなんだ』
「興味なさそ(笑)」
『そんなことないけど』
うちの部活、あんまり顧問の先生と関わらないし、
対して今までと変わらないんだろうな、って思っただけ。
「今日は帰ったらアンサンブルな」
『...頑張る』
アハ、って笑ったお兄ちゃんが、
私の頭をくしゃくしゃに撫でた。許すまじ( ｀ー´)ノ
『ねぇ、大野聞いて』
「はい」
『お兄ちゃんたら、私の頭ぐっしゃぐしゃにしてきたの』
「おい、ぐっしゃぐしゃまでいかねぇだろ、くしゃくしゃぐらいだって」
「お嬢様、このように申されておりますが」
くだらなさすぎる話を夕食の間中して、
笑う。
帰り道に話したアンサンブルは、
大野も同席して、
途中であくびしちゃって眠そうなのを、お兄ちゃんと見つけちゃった。
笑って、心の空っぽなところを埋めていく振り。
その部分は絶対に満たされることのない。
言ってしまえば、私の闇。
普通の家族がいいといいながら、
きっとそうだったら、今の立場をうらやむことだろう。
愛情が足りないの？
お兄ちゃんから愛されているのに。
お兄ちゃんは私のものにならない。
永遠に変わらない愛がほしい。
本当に叶わない願いは、
こっち。
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あきんこ(プロフ) - ゆかりさん» 先生照れちゃいますよ(笑)いつも見ていただいて嬉しい限りです。 (2018年9月12日 17時) (
レス) id: 11450d0470 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 櫻井先生大好きです (2018年9月12日 10時) (レス) id: 8447f08366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2018年9月5日 19時
