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少女の口から紡がれた言葉に耳を疑う。
壮「は・・・・幽霊?」
「はい、幽霊。」
壮「手とか、通り抜けるの?」
「やってみます?」
壮「いやいい。(即答)」
見た目は普通の女の子。
幽霊っぽさといえば、肌の色が白いくらい。
ちょっと顔色悪いな、みたいな。
壮「えーっと、ちょっと待って。」
「はい、待ちます。」
壮「キミは、幽霊なんだね?」
「紛れもなく。」
壮「・・・・て、なんで受け入れられてるんだ、俺。」
「多分、害を及ぼさないからじゃないでしょうか。」
壮「害?」
「はい!みなさんが怖がる一般的な霊はいわゆる『悪霊』で、私はそれじゃないので、ご安心を!」
壮「あ、そう・・・で、キミはなんでうちにいるの?」
「・・・・ま、詳しい話は中でしましょ!!」
そう言って彼女は、確かに少し中に浮いた状態で
部屋の中へと入って行った。
壮「・・・・って、人の家だからな!?」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「では、説明します!」
壮「よろしくお願いします・・・・」
「まず、私はこの通り幽霊なので、物には触れられません、普通の人にも見えません。」
壮「え、俺、普通じゃないの?」
「はい!」
壮「嘘でしょぉ〜・・・・」
「あ、あのっ!普通じゃないっていうのは、『特別』という意味でですねぇ・・・!!」
壮「『特別』?」
「はい、私が幽霊になったのは、この世に未練があるからででして・・・」
壮「それは、なんとなくわかってた。」
「で、その未練を消して成仏するには、人間様のお手伝いがなくてはいけなくて。」
壮「それが、俺だと?」
「ナイスっ!!」
壮「冗談でしょ・・・」
「かみさまが、貴方をお選びになったのです!!」
壮「神?」
「ええ、かみさま。どうも、私の求めているものに貴方が近いみたいで。」
壮「うーん、よくわからないけど・・・手伝えばいいんでしょ?」
「協力していただけますか!」
壮「うん、早く一人になりたいし。」
「やったぁーっっ!!!!」
なんか、面倒なことになりました。
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りさ - 咲姫さん» お久しぶり!りさです!Twitter回フォローしてもらっていいかな?;;;; (2018年11月4日 17時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - 咲姫さん» 咲姫様!Twitterフォローしました!このコメントを見たらフォロリクよろしくお願いします! (2018年9月26日 23時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - 咲姫さん» 本当ですか?!私、TwitterとLINEやってるんですけどどちらかやっていますか?! (2018年9月26日 20時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
咲姫(プロフ) - ryoriisaさん» リレー形式ですか!やってみたいです!! (2018年9月25日 20時) (レス) id: b23edac3bd (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - ちなみになんですが、リレー形式で夢小説をいつかやってみたいです! (2018年9月25日 19時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲姫 | 作成日時:2018年9月19日 22時